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カテゴリ:心
久しぶりに昔の親友の事を思い出した。彼女の事を思い出すと、正直あまり良い気分ではない。
看護学校で出会い、お互いの結婚と共に離れた。 私は直球人間だったが、彼女は実にしたたかな部分を持っていた。私達はとても仲が良く、彼女は私の家族とも仲がよく、特に父と仲が良かった。旅行も一緒に行ったり、私がイギリスに留学していた時も家に泊まりにきていた。 職場も同じで毎日の様に電話もしていた。 不思議なことに喧嘩はほとんどしなかった。というより、 私が彼女の人間としてのずるさを指摘したりすると、 (ひどい、ひどい・・)と言い、その後は私は何も言えなくなってしまう有様だった。 私が利用されていたと解かったのは、父が亡くなってからだった。私の家族は皆気づいていたらしいが。。 私の父は事情があり、分骨し、一つのお墓は地方にある。 父の1周忌に、彼女がくる、こないで、彼女は悩んでいた。 手前上、彼女はお世話になったからと言い結局来ることになった。。が・・・父の法要は彼女にとってどうでもよかったのである。そこにいる私の昔からの友人であるお坊さんに会いたかったのだ。1周忌はまだ誰も悲しみが癒えていなかった。けれども、彼女だけ、その友人とギターを弾きながら、子部屋で楽しんでいた。私が寝静まったと思い、彼女は彼に 私が心配だと、あんなに煙草ばかり吸って心配~~と猫なで声で言っていた。。自分なんかスパスパなのに隠してるじゃん!しかも彼女が煙草を吸っているところにいきなり彼がきて、その煙草をなんとお寺の畳で消したの見たんだぞーー! って書きだしたらきりがないので。。 彼の方が私に相談をしてきた。このまま付き合っていいのか?私は私の意見として反対をした。 それにたいして猛烈に怒った彼女は安全日と言い万事子供が出来て、私の少しあとに結婚した。 その彼は亡き父にあたると弟弟子、母に対しても同じである。その場合お寺では結婚式にはよばれなければおかしい。 あ!話しは前後するが、父は弁護士の他に曹洞宗の僧侶であった。なので私も当然小さい頃からそのお寺には遊びにいっていたのだ。 私がよばれないのは良いとして母を呼ばないのは、おかしい。。 彼女の性格は私はよくわかっていた。 その時の飲み友達、昔からの彼女の旦那になった人、全て失った。。 妹が久しぶりにその旦那に会ったらしいが、調子を聞いたら (低空飛行)と言ったようだ。 彼女は今2児の母になり、地方のお寺で暮らしているらしい。 父のお墓が同じ県内にある限り、いつか会う日がくるだろう。 あの時、しばらくして大事な親友を失ったとも考えたが、 今はこれで良かったと思える。少なくとも、彼女に振り回される事はなくなったのだから・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年11月11日 01時32分45秒
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