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カテゴリ:仕事、心
海へ行こうとはりきっていたのですが・・・
あまりにもの疲労と腑に落ちない怒りで、やめておきました。。一睡もしていないため、寝ようと思ったけれど頭だけが冴えて全く眠れない。けれど体はふ~らふら。 そして夜旦那が帰宅したら(お前顔真っ青だぞ!)と。 そりゃそうさねー寝てないんだもの。 少し思い出した話しでも。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 私の昔の同僚の娘さんが自殺した事を思い出し、それがどうしても頭から離れなかった。 彼女は同僚から聞いてた話しでは初めは摂食障害があるだけだった。その同僚が娘をどの医者に診て貰ったほうが良いか 私に相談してきたことがあったが、私の意見より○ドクターの説得のがすごかったのだろう。 ○先生がいつの間にか主治医になっていた。 ○先生とは私のもう一つのHPに書いてあるドクターである。 ○先生と私は大学でも比較的仲が良かった。というより まだ看護者としても未熟だった私に実に巧妙に近づいてきたのである。メンタルHPでも書いてあるように私は過食症を自分で治癒させたという自負もあった。○先生はその過食症であった。どうやって治したのか?色々聞いてきて、暇なときは食事を一緒にし、さらには自分のマンションに住まないかとも言ってきた。その重圧に私は距離を置いた。 知り合いの医師は私の人生における最大の欠点は○先生と出会ってしまった事だと言っていたそうだ。 確かに、病院を去ることになってしまったし、欠点といえば欠点かもしれない。 私は、その同僚に○先生を主治医にするのは絶対にやめたほうがいい。まず本人がそのうち嫌になるだろうと話した。 精神科の医師や看護者が心の病を持っていることは少なくはない。それはそれで良いと思う。 しかし、自分の病気との付き合い方も知らず、どうして患者さんが診れようか・・・ 娘さんの状態は摂食障害だけにとどまらず、状態は悪化していった。私はその先生によって悪くなっていった患者さんを何人もみていたため、今ならまだ間に合うから別のドクターに診て貰う様すすめた。 それから2年ほどで、訃報を聞いた。自殺であった。 患者は医者を選べないのか?選べるはずである。本来は。 私達は死なせるために治療をしているのではない。 そして自分の不安定さを反映させるために診ているわけでもない。間違った治療をすると後戻りできないほどひどいことになる。○先生はまだ同じ事を続けているのだろうか? 精神科は本当に奥が深く難しい。。 だからこそ、間違えてはいけない。 私達が治療者だって事をだ。少なくても白衣を着ている間だけは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年11月19日 23時15分48秒
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