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が、しばらく来てくれて本当に助かる。
今回はその母との事でも。。 前回退院した時、電話で母親と話をした。 今回私は病気になって入院して初めて健康のありがたみを知った。私の母親は私が母のお腹から産まれてすぐリウマチになった。全く歩けない状態だったらしく、関節の変形もあったそうだ。生まれて間もない私を抱けるはずもなく、私はしばらく、伯母の家に預けられた。 母との電話ではその時の話になった。 ママ、鬱にならなかった? そりゃ~辛かったわよ、22歳の歳でなにより皆普通に歩いてる、それが出来ないんだもの。 もしかしたらあんたもその血を受け継いでいるかもしれない、それで子供を産んだらそれこそ、あんたも大変だし、子供も不幸よ、ママも産む資格なんかなかったわね・・ 悪かったわね。。と。初めて聞いた母の本音であった。 私はそんな事ないよ~と笑って冗談を言うしかなかった。 今更感謝してるなんて言葉も恥ずかしいし、なによりも その時の母の辛さが心に沁みた。 22歳の若さで自分の子供を預けざるおえない状況、寝たきりで介護が必要であった母。 一番辛かったのではないだろうか? それを私は責めた。若い頃はどうしても母が許せなかった。 でも今はそうじゃない。責めていた自分を恥じる思いである。しかし私の成長過程ではきっと必要であったのだろう。 今の世の中、親に自分のエゴを押し付けられ、反発しようにも出来ず、心の病気にかかってしまっている人がたくさんいる。そして親を憎んでいる人も・・。 どちらが悪いとか、そういう問題でもないと最近は思う。 私は歩み寄れた。それはきっと今が充実しているからだと思う。過去の問題を考えるより今とこれから先の人生を考えた方が難しいが建設的かなって感じる。 父親が亡くなる1年前に言っていた言葉を思い出した。 (パパは悪い事もたくさんしてきた。だから今死ぬのは恐くはないんだよ)と。 因果応報と言う言葉・・なるほどって最近思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年12月03日 22時13分34秒
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