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カテゴリ:失敗
最近夜あまり眠れないというか寝つきが悪い。
まあ昼寝を少ししてしまうせいもあるんだけれど 夜になると決まって昔飼っていた四国犬のりゅうたと言う犬の事を 思い出し悲しくなり眠れなくなる事が多かった。 一時期父親が動物に凝っていてスコッチテリアやプードル、チンチラや 猫や犬をどんどん連れてきていた。 おそらく小さな動物では物足りなくなったのか ある日我が家に四国犬がきた。まだ私達は子供でなんだか嬉しかった。 りゅうたと名づけたのは私だった。 りゅうたはとても賢くどんなところにりんごや色々な物を埋めても それを掘り返し私達の前にきちんとおく忠義な犬だった。 りゅうたが大きくなり母のリウマチも少しひどくなり散歩や世話に限界を感じたのか父はりゅうたを他人に渡した。 その時のりゅうたのなんとも言えない遠吠えのような悲しい声を出して泣いたのを私は今でも覚えている。父はトラックに乗せられて去っていくりゅうたの悲しそうな顔が忘れられないと言っていた。 母は号泣していた。 その後飼った先でのりゅうたは誰にもなつかず、ある日人間を噛んでしまい保健所に連れていかれたと後から聞いた。 最近やけにその事を思い出し、人間の身勝手で動物が犠牲になってしまうやるせなさで、りゅうた辛かっただろうなと、ひどい事をしたなと 何故か自責の念にかられて無償に悲しくなっていた。 旦那に話したら(可哀想だな~なんでそんな事したんだ?)と言われた。最近りゅうたの事ばかり思い出し金縛りにもよくあうし(あんまり疲れていないのに)お経をあげ、お線香をしたらうそのように夜思い出したり金縛りもなくなった。 亡き父を今更責めても仕方ない事だろうけれど、最後まできちんと面倒みれないのに動物を飼う資格はないと実感した。 人間不信になったりゅうたの変わりに私はりんを一生懸命可愛がろうと 思った。りゅうたよ、天国で幸せに暮らしている事を願っている。 ごめんね、りゅうた。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月06日 01時43分26秒
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