庶民な結婚道

実はうち清水焼の窯元なんですけど、
友達から名前入りのお茶碗が欲しいとの依頼があり、作ってもらって
今日渡しました。（おまけで湯呑み付き）

↓小さくてわかりづらいですが・・・


さっき「早速ゴハンよそってみました～」
ってメールがきたんです

なんかすごい喜んでくれて、私が作ったわけではないのですがこっちも嬉しかったです。

窯元って言っても、従業員４人（父・母・パートのおばちゃん・見習いさん）の
小さすぎるほど小さい会社です。
歴史はまぁまぁあって、父が四代目になるんですが・・・
姉もすでに嫁ぎ、私も継がず。
なので、父の代で終わっちゃいます。

今考えれば、継いだほうがよかったのかも・・・と思うこともしばしば。
でも、今１００円ショップで陶器が買える時代ですからねぇ。
いくら伝統産業とはいえ、経営は火の車だそうです。
父も母も、娘に苦労させるわけにはいかないと「継げ」とは一言も言いませんでした。
だから私の人生設計の中に「会社を継ぐ」という選択肢はなかったんですね。


人生最大のミスだったかもしれないなぁ・・・