「オリンピックの身代金」奥田英朗
●昭和39年夏。10月に開催されるオリンピックに向け、世界に冠たる大都市に変貌を遂げつつある首都・東京。この千五最大のイベントの成功を望まない国民はだれ一人としていない。そんな気運が高まる中、警察を狙った爆破事件が発生。同時に「東京オリンピックを妨害する」という脅迫状が当局に届けられた!しかし、この事件は国民に知らされることはなかった。警視庁の刑事たちが極秘裏に事件を追うと、1人の東大生の存在が捜査線上に浮かぶ・・・。昭和39年夏、オリンピックに湧きかえる首都東京。開催妨害を企む若きテロリストと警視庁刑事たちの熱き戦いが始まる奥田英朗さんといえば 伊良部センセシリーズが大好きですがこの本も一気に読み上げたい感じでした東大生のお兄さんがオリンピック工事現場で働いていたが死ぬ自分も兄と同じ境遇を味わいたいそこで薬を・・・実はお兄さんの死もそれが原因