２００９年１月７日
２年ぶりに日本の地を踏んで・・・
今日で１ヶ月となりました。
お陰さまで 快適に暮らしております。
お陰さまで 沢山の人々が温かく迎え入れてくれました。
本当に私はいつも周りの人に恵まれているのです。
そして
どこもかしこも ピカピカ清潔
どこへ行くにも 便利です
役所の人もお店の人も みんなみんな親切で 仕事が速いです
モロッコだったらきっと１日がかりな手続きも、
ここは １時間で終わります。
モロッコだったらきっと１日がかりな移動も、
ここは ２時間で到着します。
１日かかると踏んで 時間を充分とっておいたのに
１時間で終ってしまった・・・
残る半日以上の時間
有意義に使うことができるのですから それはこの上なく ありがたいことなのでしょう
しかし、
余裕のある私にとって
いや、早く言えば 何もしていませんので
この予想外の余った時間を
持て余し
それ以上に 寂しく感じたりもします・・・
だったら、なかなか要領のよくない手続きで１日かかっても、
待っている間に たまたま 隣合わせた 見知らぬ人々と
「こんにちは～」からはじまり、
「元気か？」とか「家族は元気か？」とか「何をしているのか？」とか「モロッコは好きか？」とか はたまた「独身か？」 とか とか
気がつけば
とても初対面とは思えないほどの 深い話まで
そして お決まりの
「ウチにお茶飲みにいらっしゃい」とのお誘い。
偶然そこに居合わせた人達で
その共に過ごす時間を 少しでも楽しく 少しでも温かく
そんな風に時間を過ごすことも 実は楽しかったりします。
そんなことが普通にできる人達なのです
電車の中だって、
バスの中だって、
みんなそうなのです。
今、
乗り物の中の 静けさに キューーーと寂しく感じます。
便利さとの引き換え とでもいいましょうか。
さてさて 話変わって、
先日 モロッコの仲間達と共にする機会が与えられました。
モロッコでお世話になっていた上司がたまたま一時帰国されておられ、
そこに２年３ヶ月を共にした同期とお邪魔させていただいたのです。
お邪魔すると、
そこには 見覚えのあるモロッコグッズの数々
同期一同で「なつかし～い」の大合唱！
「なつかしい」ったね。
たかだか１ヶ月前のこと。
もう１０年も前のことのかのような気持ちなのです！
私達のために 火鉢を出し そこで炭火をおこしてくださり、
その上に乗せたものは、
やかん でも 土瓶 でも 釜 でもありません。
モロッコの ティーポットです。
ハハハハハハハ
和洋折衷でございます。
マリ人の奥様が作ってくださった
おいしいおいしい クスクスをいただいて!!
モロッコのクスクスとマリのクスクスでは ソースが少し違うようです。
モロッコのクスクスで かけるソースは 野菜スープといった感じかしら
マリのクスクスで かけるソースは ビーフシチューような感じかしら
しかし久々の あのクスクスの食感 たまりません
とてもとても 美味でした！！
ちなみに この奥様 本当にステキな方なのです！
明るくって 気さくで 面白くって・・・
遠く全く文化の違う異国の地で 日本人に囲まれての生活
彼女は 自分というものを見失わず 周りに溶け込み その生活をenjoyされているように感じました。キラキラ溢れるその笑顔が なんともステキなのです！！
それから、テーブルの上には、
奥様のお友達が持ってきてくださった恵方巻
ちなみに そんなお料理が盛られているお皿は
モロッコから わざわざ 持ち帰ってきたという モロッコ食器
モロッコタイルの柄のお皿が何とも可愛い。
我が家の壁を彷彿させます。
私も次回モロッコに行った時に 絶対買ってこようっと。
多国籍のテーブルの上で飛び交う会話の内容も
あっちへ とんだり こっちへ とんだり
はっと我に返ると
モロッコで過ごした仲間と上司と
みんな内面は変わっていません
(フフフ・・・外見はみんなモロッコにいた時より 数倍キレイになってました(笑))
何も変わってない私達を 取り巻く環境が大きく変わっただけ
コタツに入り
こうして 思い出を語ったり 将来の話をしたり
それがちょっぴりおかしく 不思議でならないのです！
早くも１ヶ月という時が過ぎてしまいました。
『光陰矢の如し』
それから
『時は金なり』
そろそろ動きださないと。
モロッコ時間から 日本時間に直さないと。
