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ポチ家の日記帳

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2007.03.07
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カテゴリ:ひとりごと
私がお産した産婦人科が、どうやら近い将来やめちゃうみたい。
院長はやさしい女医さんで、人気があるのでいつも結構混んでます。
ここは人口8万何千人かの地方都市。
最近市町村合併で大きくなった、田舎の町です。
昔はもっとたくさん産婦人科があったのだけれど、
少子化の影響で次々と廃業。
今ではその女医さんのいる産婦人科と、もう一軒だけ。

そのせいか、妊婦さんが集中するようになりました。
私が入院してたときも、土曜日の午前中なんて健診の妊婦さんでいっぱい。
先生も看護士の皆さんも、昼食をとる暇もないほど忙しそう。
それにお産は待ったなし、いつ何人の妊婦さんが来るか予想できないし。
私がお産した日の夜なんて、3人お産があったそうです。
診察とお産の合間に、入院してる人たちの回診・・・激務です。

もう何年も前から慢性的な人手不足のようでした。
最近では全部院長先生一人で取り上げてたみたいです。
先生ももうそんなに若くないし、体力的にも精神的にも限界だったとお察しします。
もう一軒のほうもおじいさん先生で、きっとこっちも激務であろうことは想像できます。
どちらも廃業してしまったら、遠くの病院まで出かけなければなりません。
これからお産する人はどうすればいいの?
お産難民、なんて言葉をよく耳にするけど、とうとう身近な問題になってしまった。

お金をばらまけば子供を産む人が増えるなんて、安易すぎる。
もっと根本的なところから考えないと。
だって、お産する場所がなくなっちゃうんですよ。
取り上げてくれる先生が減っちゃうんですよ。
自宅出産する人はまだまだ数が少ないでしょうし。

ちょっと前、厚生労働大臣の失言が問題になりました。「産む機械」発言のあとのこと。
産科医の減少は、少子化の影響で必要とされなくなってきたせい
みたいなことを言ってたらしいです。なんか的外れだなぁ。
こんなおっさんに少子化問題を任せようってのが無理なんだ。
子育て世代から程遠い、一番理解のなさそうな、古い考えに凝り固まったような人に。
お金の問題だけじゃない。医療体制を整えるとか、
根本的なところから考え直さないと。。。
不足してるのは産婦人科医だけじゃない。小児科医だって大変。

産婦人科医の先生方も、年々お年を召してくわけだし。
一刻を争う問題だと思うんですよね。産む側として。





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Last updated  2007.03.09 00:33:37
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