ポチ家の日記帳

実はゆー、小さいころはとても育てにくかったのです。

赤ちゃんのときは手のかからないおりこうさんだったのに、

大きくなるにつれ個性が出てきて、周りの人の存在に関心が無いようで、

小さいうちから母親を求めることもなく、一人でも平気。こちらからの求めには応じない。

意思の疎通が図れていない物足りない感じが長く続きました。

私一人空回り、ずーっと片思い状態の日々でした。 

おまけに多動・こだわり・マイペース・偏食ｅｔｃ...発達障害なんて言葉は知らなかった頃、

性格が合わないのかと悩んだりしました。

健診で何も言われたことがなかったし。ちょっと言葉は遅いかもと感じてたけど。

うちの子に問題があるなんて思ってもいませんでした。

やがて幼稚園に上がる年齢になりました。

実は、まだ年中さんのゆーですが、親の仕事の関係で幼稚園（保育園）を２～３回変わってます。

行く先々で先生方から保健婦さんに相談されました。

今まで考えたこともなかったけど、いよいよこれは何かある。

うちの子、ちょっと違うのかも、と感じ始めていました。

ある日、ＴＶで発達障害の子供たちの特集を見ていて、

「」

ゆーに似てることに気がつきました。

ネットで発達障害についていろいろ調べました。

調べれば調べるほどゆーと重なる。。。

保健センターにも何度か通いました。勧められて市のことばの教室にも足を運びました。

年齢相応に発育しているようだとは言われましたが、念のため診断を受けることに。

保健婦さんや、市の保健センターに来る先生では診断できないというので、

保健所で専門の先生の診断を受けることになりました。

保健所にも何度か通いましたが、正常な発育の範囲内だと診断されました。

高機能自閉症とかアスペルガーの傾向があるけど、ボーダーラインだというのです。

先生は順応していけるでしょうなんて言ってましたが、

それで両親が喜ぶと思ったのかもしれません。

ゆーにとって暮らしにくい世の中であることに変わりはありません。

しかも診断をもらえなかったことにより、周囲の理解を得られないし、

救済策もありません。

やはり家族が一番の理解者でなくては。力になって手を差し伸べてやらなければ。

今の保育園にはとくにトラブルもなく、楽しみに通っているようですが、

コミュニケーションがうまく取れないので、たまに誤解されたりして辛い時もあるようです。

本人は語りませんが、朝夕の送り迎えのときに私が感じます。

みんなとうまくコミュニケーションできたら、どんなに楽しいだろう？

ゆーは、まだそれがわからない。「」と感じる機会が増えるように、発達を促していけたら・・・

４月から年長さんです。そして来年は小学校。

今年の秋に就学前の診断があると思いますが、そのときにどういう結果が出るか･･･。

誰だって周りのみんなといろんなことで比較されるし、でもそれも小さいうちのこと。

二十歳過ぎればただの人。そう思ってどっしり構えてようと。 

ただ、ゆーに幸せだと思える人生を歩んでいって欲しいと願います。

だってまだ５歳なんだもの。人生始まったばかりだもの。

模索中のポチ家の親子です。