働く母親にとって胸の痛くなる話。 私の親友のことですが。 だんなさんとうまくいってない。 共働きなんだけど、仕事と家事と育児のバランスが取れてない。 子育てと家事を一手に彼女が引き受けてた。パパは育児放棄気味で一切タッチせず、 ママが父親役もしなければならず、母子家庭のような状態だったといいます。 しかも、妻の役目も求められて、パパをサポートして欲しいとも言われていたみたい。 ほんとにパパとママだけの核家族で、職場にも子育てに理解ある人がいなくて。 パパしか頼る人が居ないのに、一番の味方であるはずの人からも理解が得られず。 子育ては母親がするものという古臭い人間で、『そんなに大変なら仕事をやめろ』 なんて言うタイプ。 この夫にとって妻は従属物で、“パートナー”ではなかったんだと 思います。 子どもが熱を出したと保育園から呼び出しがあれば、いつも自分だけが仕事に 都合つけて周囲に頭を下げて、いやみを言われながら病院に連れて行った。 これまでもそんなことが数え切れないほどたくさん・・・。 最初にボタンを掛け違ったとき、早いうちに手を打てば修復できたことかもしれない。 今となってはの話だけど。小さなことの積み重ねが夫への不信感やあきらめに 変わって行き、人間として軽蔑するまでになってしまった。憎しみに近いかもしれません。 子どものために・・・と離婚は踏みとどまっているみたいだけど、またそこで犠牲に なろうとしている彼女がかわいそうでなりません。 確かに、現実的なことを考えると結論を急ぐのは得策ではないし、下準備も必要。 夫は離婚したくないと思ってるみたいだけど、すっかり愛情が冷えてしまった相手と 仮面夫婦続けるなんて苦痛でしかないと思うのです。 早く苦痛から開放してあげたいと思う一方、私の立場としては、奇跡的に状況が いいほうへ変わればいいと一縷の望みを抱いてます。 悪いときだけではなかったから・・・ しかし、うまくいかなければ、結論を先延ばしにして、時間を無駄に過ごすだけだし。 いずれにせよ、今のままでいいわけがなく、どちらに転ぶにせよ何かしらアクションを 起こさないと進展がないので。慎重に判断をして欲しいと願うのです。 やり直しのきかない人生なんてないんだから。
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