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2006年12月13日
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薄暗いなぁ～と思ったら 雨が降り出していました。 娘の風邪が移ってしまって 調子の悪い日が続いています。 そんな日に限ってどうしても はずせない用事があったりするもので、 無理をして出かけたせいか年のせいか なかなか良くなりません。 前回の旅行の話の続きです。 今回の旅行は添乗員さんが 若い男性だったせいか 集合時間も大雑把で気楽でしたが、 その添乗員さんが「ここだけはお願いします」 と念を押したのが わたらせ渓谷鉄道の駅での集合時間でした。 一時間ほど高津戸狭を散策しての 集合なのですけど 駅からは歩いて１０分ほどの距離。 往復ですと２０分。 となると散策は最高でも４０分。 でも私達は年寄りが一緒ですから、 ギリギリでは危険すぎるので かなり早めに駅へと戻る事にしました。 でも、私だけは後から追いかけるからと約束して 一人でもう少し先まで山を歩きました。 下の写真は高津戸狭で写した 「ゴリラ岩」です。 なんとなく見えますよね。  私は母達を夫に任せたつもりでいたのですけど 何故か夫は私を待っていてくれたのですよ。 これが第一の失敗。 その頃母達は駅に向かって坂道を歩いていたそうです。 時間はかなり余裕がありましたし 母達も周りの景色など見ながら ボツボツと歩いていると 「おじいさんがあんなに先を歩いてる」 と義母が言ったそうで、 母はいくらなんでもそんなに早く歩けないでしょう・・・ と思ったそうですけど とりあえず義父に追いつこうと 二人は必死のダッシュを始めたそうです。 私が思うに この時義父は母達の後ろにいたのだと思うのです。 で、いきなりのこのダッシュに付いていけなかったのでは・・・と。 駅に着いた母達は義父の姿が見当たらなかったものの、 しかしここでも 「トイレに行っているのだろう」 と楽観していたのです。 私達も程なく駅に着き これで集合時間クリアーと安心したのですが、 いつまで経っても義父がいない。 トイレを覗いても姿は無し。 「やばぁ～～～～～い」 後から歩いてきた私達が義父の姿を見なかったと言う事は 義父は道を間違えて迷子になってる・・・。 冷や汗ドバァ～～～～。 夫と二人で二手に分かれて走る走る。 もう必死。 知らない道だから 何処を探したらいいのかわからない。 とうとう全員が集合してしまって制限時間いっぱい。 添乗員に話すしかない。 「義父が迷子に・・・・」 添乗員、この上ないと言うほどの嫌な顔。 同行の方々もガヤガヤ、冷たい視線････痛いわ。 参った。 それより、見つからなかったらどうしよう・・・。 と、ここでやっと夫が義父発見。 ギリギリ間に合いそう。 ヤレヤレ・・・・。 いい汗かかせていただきました・・・・と言う事にしておこう。 で、何処を歩いていたのかと聞くと 来た道を歩いて来た･･の一点張り。 じゃあ、どうしてこんなに時間がかかったのよ。 後から同じ道を歩いた私達が気が付かなかったのは何故なのよ？ それより何より 義母が見た先を歩いていた人は誰？ 義母はあれは絶対に義父だと言い張るし・・・ 義父の言う事は訳がわからないし。 でも疲れてしまって もうどうでもいい･･･って感じでしたけど。 列車の中で母と目が合うと なんとなく思い出しては 義父を盗み見て笑ったりして。 その後予定通りに見学が出来た 「富弘美術館｣の庭です。  凄く綺麗な所でした。 景色よりも食べた物よりも これが一番の思い出となった旅行でした。 用事が出来てしまったので、 後ほどお伺いします。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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