熟年離婚で 幸せ家賃込み１０万円UR団地生活

生活費は　２万というか週ごとに５千円もらってました。
ビールは千円もらって３本買いに行く。

これには　心当たりがありました。
結婚前　父親・母親や義兄の言いつけで　昼食の御惣菜や仕事後のお酒を
買いに行っていたこと。

彼らに　されたことを　私にしているのだと思いました。
母親から食費は月一人１万円という話も耳にしてたようです。

やれないことは　ないとゲームのようにやりました～
まずは底値買い　新聞のチラシをチェックして旬のセール品を買いに走り、
店を梯子しました。（新聞代など教養娯楽費は　私の稼ぎからです。）

調理師の免許持ってたので　栄養面にも気をつけて　
今でいうタニタ食堂のような夕食を作って　いそいそ夫の帰りを待ってました。

「なんだこの味は！」で　醤油・ソース・塩の追加でした。
私は薄味・夫は濃い味で揚げ物が好きでした。
味の好みが合わないのは　毎日そして一生のことですので不幸なことです。
私は　料理下手のレッテルが貼らされました。

気に入ったものだけ食べる夫ですが　炭水化物と油もの・・・
体に良くないものばかり・・・歯がゆい食事作りが続くことになります。

ある日食べもの商売の人から　「シメジの炊き込みご飯をもらってきた。
お前も　プロの味を勉強しろ」包みをあけるとしめじがちょろちょろ・
味もほとんどありません・・・
しばらく無言の夫が「お前の具だくさんで鶏や油揚げが
入った炊き込みご飯の方がうまいな・・・とんかつも、ころもが薄くてうまい！」
珍しくほめてくれて　「志賀高原にスキーに行こう」と誘ってくれました。
私は　スキーウエアを持っていなかったので　買いに行きましたが　
けっこう高くて　びっくりスキー板は　現地で借りることにしました。

夫は　地元の指導者と間違えられるほどスキーが上手！私は　初めてでした。
新婚なのに　途中から別行動・・・　私は初心者向けコースにつきました。
運動神経の無さにびっくりの指導員・・・小児ぜんそくで　辛かったことを話すと
「温度差に気をつけて　体を鍛えなさい」といわれました。
夫に言われたい言葉だったかも・・・
別行動で寂しい私に　追い打ちをかける夫の言葉が！　
「お前は　俺に　うそついたな」「スキーはできるはずだろ」
「そんなこと言ってません。スケートは　何度かしたことがあると
言ったことがありますが・・・」

「お前は　俺と結婚するために　いろいろ嘘ついてる・・・！」
「私じゃありません　嘘ついてるのは　従姉夫婦です。
お前は年上の仲人を悪く言ううのか！」「年上の俺にも逆らってばかりだし・・！」
年功序列　嫌な男子運動部の掟が身についた夫
無理やりな従姉のマルチ結婚商法が　影を落としていました。

昨日はＢＳ　ＮＨＫの新番組「山賊の娘ローニャ」見てました。
偉大なアニメ監督の息子　宮崎 吾朗監督の初ＴＶ３ＤＣＧアニメです。
前半だらだらでしたが赤ちゃんのローニャが動き出すと目が離せなくなり・
あっという間に大きくなって、元気に動きます。
父の作った「アルプスの少女のハイジ」良いところをマネした良質の感じです。
「ゲド戦記」ではぼろくその批評でしたが　主役が父を暗殺するまでは　凄かったです。
同じいばら道を　歩むことになった吾郎さん応援します。

そのあとは　フィギュアスケート番組。
羽生結弦選手を中心に　見てました。

好きなブログさんからの抜粋

浅田舞さんとの対談です　
　地震の時は仙台に？
　
　羽生選手　
　うん。リンクで練習していました。地震が来た時に練習していたんです。
　逃げようと思ったけど、逃げ遅れてしまって。
　その前に、岩手県の内陸地震がずっとあって、震度３くらいの地震が続い
　ていて、今回もそれくらいだろうって、思っていて。
　一般の営業中だったので、お客さんがいたんですよ。
　で、阿部（奈々美）先生と（一緒に練習していた）先輩の選手と３人で
　まずお客さんを出さなきゃと思って、そうやっているうちに逃げ出せなくなって、
　３人で、リンクの中でずっと揺られていました。
　リンクの上に天井のボルトとか、落ちてきました。
　天井の電球の近くからとか、落ちてきました。

　フェンスも揺れると、音がするじゃないですか。バーンとか。
　うちのリンクは、ガラス張りで、窓もドアも全部、ガラス張りだから、割れる音や、
　ガラスとガラスが当たる音がすごかった。
　全部、聞こえて、もう半端ではなく、こわかった。
　壁の部分がバシャっと出てきてしまったり。柱が曲がっているのが見えたし、
　壁が崩れました。あとで停電になっちゃって、リンクの氷が溶けちゃったんです。

　あーっ、今でも鮮明に覚えてますね。

　その後に、逃げようとしたんですけど、足が動かなくて、
　出られなくなっちゃったんです。
　ずっと揺られていて、足がこわばってしまって、立てなくて、そのまま四つんばいで、
　はっていきました。
　スケート靴を脱がなきゃいけないなって思って、安全な場所に移ってすぐに、靴を脱いで、
　靴下一枚で、それに半袖だったんですよ。
　ちょうど外は吹雪になっちゃったんですよ。だから、すごく寒かったんですよ。靴もないし。
　
　舞さん　　
　けががなくて良かったよね。

ほんとに・・・怖さが伝わってくる結弦君の言葉・・・
こういうことを乗り越えて　オリンピック金メダリストして　
リンクに立っているのですね。喘息の持病もあるのに・・・・！！　

いばらの道　試練の道　トップを目指す人たちは　凄いです。
私は　底辺だけど　私なりに頑張ります。

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