熟年離婚で 幸せ家賃込み１０万円UR団地生活

今日は　還暦離婚決定の経緯を詳しく・・・
義母が亡くなった去年は　大きな行事が続きました。
次女の成人式　孫の晴れ姿を喜んでくれました。　
この時は義母は９０過ぎ・・まだまだ長生きしそうでした。　

次女の卒業旅行を兼て３０年ぶりにパスポートをとって中欧旅行しました。
帰国間近、長女から国際電話ありピンときました。
義母死去で　義父と同じく７人のお坊さんを呼んでの社葬　
私はフリマで千円で買った黒服です。
（メーカーものですが）娘たちはリクルートスーツ
夫の実家・葬祭だけは　ほんとに凄いです。

６月　苦労した長女が内輪の地味挙式　
去年婿さんの祖母が亡くなり１年伸ばしになってました。
新婚旅行は　新しい豪華客船で欧州巡り
新居は　６万ほどの３ＤＫの公団　共働きで堅実な生活です。

私が娘の地味婚や新婚旅行・堅実生活を羨ましいと語ると　　　
夫が「金は出さないけど行きたければ、もっと海外旅行してもいいぞ」

「おふくろが亡くなり　都心にも実家にも未練はない・・・
老後１７万の家賃はきついし　（年金は二人合わせて家賃ほどです！）
、契約の切れる来年６月、もしくはそれ以前に
　安いところに引っ越すぞ！お前の望む所でいいから」と言ってました。
次女が今通勤３０分ほどなので。　１時間ほどの通勤で３ＤＫ６、７万円のところを
２年ほど前から　保証人のいらないUR公団で　神奈川・埼玉・千葉方面を真剣に探してました。

夫にも「あなたのことを心配してるのは　私と娘たちだよ」と何度も言ってました。

「俺より先に死ぬな～　死んだら海に散骨してくれ墓はいらない。　
葬式に金かけるな～」食事時も「ごちそうさま」と言ったり　
タバコも部屋では　吸わないように　なったりでまあいろいろありましたが　
長女からも「お母さんが決めた相手なんだから、一応最後まで面倒見て」といわれてたし・・・
思いっきり海外旅行したら　気が晴れるかなみたいな感じでした。

７月にイギリス９月にクロアチア方面にツアー一人参加で行きました。
誰かと一緒・ひとり追加料金がもったいないなんていってたら　望は叶いません。
一人でのびのびのホテルの部屋　プチ家出感覚です。

心の中では　離婚したい気持ちも常に　ありました。
長女・そして次女が嫁いだ後二人になるのが怖かったのです！
夫は　娘がいると横暴さが、薄らいでます・・・
あと義母が要でした。

それに夫が６０年過ごした超便利な場所、実家から遠ざかって生活できるのか疑問でした。
新宿から１時間の私の実家でも　夫から見ると不便な田舎でしたし、
３０年一緒にくらすと変化を好まない、昔の男性優位社会が沁みついた昭和男なのです。
その日ぐらし江戸っ子の夫に　似合う都心の下町　離れられるのか疑問でした。

今年の８月のお盆のころ
夫が「３男だけど　両親の住んでた実家に７万で住めるぞ、仏壇の世話もまかされた」と
嬉しそうに　私に報告しました。（広さや設備など相場なら２０万の物件です）
義母亡きあと実家が空いてましたが、
下は事務所だし・周りは業務用車がいっぱい・従業員詰所が隣・親戚　縁者出入り自由です。
そこは借地で借金もあり遺産相続は兄弟で割った建物分だけです。
家賃は　借金の返済に充てるつもりのようです。
夫が自分から申し入れたこと！これは本気で　本音だと思いました。

義兄たちは　亡父の援助で　すでに持ち家があります。
夫は　「兄たちは　ずるい」まあ親をあてにしないのはいい事なのですが
　自営業は浮き沈みが激しくて信用・ローンを組むのも大変なのです～
それなのに　住まいも酒もタバコも趣味も自分の思いのままな夫でした。

夫「条件は部屋と家財をそのまま使うこと」
「私の物は？３０年分の家財は？」夫「捨てるか、コンテナ行きだな」私！！「・・・自由になる部屋は？」夫「・・・」　
（全然私や娘のことわかってない！！間借りのお手伝いに　する気なの・・・）

「親戚が　お参りに来たら誰が接待するの？　義母の３回忌７回忌は　誰がするの？」
義父母とも７人もお坊さんを呼んだ社葬でしたし、お寺から檀家の話が・・・・
今までは　取締役の１０歳上の次男義兄が費用を出してました。

我が家の収入の半分が家賃の生活は　娘たちの養育費を削り、
底値の生活でしたが　「空間と　時間の自由」がありました。
これこそが　３０年夫と暮らせた理由だと初めて明確に気づきました。
賃貸だけど吟味した道具　雑貨に囲まれた居心地の良い空間を少しづつ作ってきました。
人目を気にせず食事ができて　眠れて　外出ができました。

そして　夫の「実家や亡父母への強い思い」も　嫌というほどわかりました。

行きたくない発言をすると
「俺の先祖を大事にできないのか！　お前より仏壇の方が大事だ！」
「おまえとは離婚だ。娘だけ連れて行く」自分が嬉しいことは　家族も嬉しいと思いこむ夫

次女「私もプライベートの無いところ行かない」
夫「二十歳過ぎてるし、ひとり暮らししろ！」（長女の時と同じ母親に同意で怒り沸騰）

この後ほとんど文句を言ったことのない次女が
「この辺の友達・・・まだ大学３年で親元で小遣いまでもらって暮らしてるよ」
「従姉たちも女子大卒業・音楽大学院卒業で　一桁２桁　違う教育受けてるし
親元から嫁いでる」私「長女だってここから嫁いだし・・・貯金もできました」

そして、今なら言えます
（あなただって３２歳まで親元暮らしだったし、貯金もろくにせず、
のうのうと暮らしてたじゃありませんか！！）
長女から離婚してくれた方がいい・・・
「あの実家で　お父さんやお母さんが亡くなったら必要以上に面倒」
長女は真面目で想像できるので真剣！！

ほんと夫が亡くなり　夫の実家でひとりになることを思うとぞっとします。
おたくで　人付き合いの苦手な私です。
都心の生活は超便利でしたが　もういいです！で離婚決定！！
私の実家の母も「今回は応援してくれます。
仏壇・檀家の話は　若い人には
わからないかもしれませんが　相続の話になると「もめごと」の一つです。

あと９か月ほど都心生活堪能します。仕事も遊びも！！
還暦後は　貧乏生活ですが　結婚前はひとり暮らししてましたし、
夫の実家での仏壇生活より楽しくできる自信があります。
屋根・食べものがあっても　（夫曰く・北朝鮮・おしんよりまし）　
「プライバシー　自由」がないのは私には　不幸です。

明日から「スペイン９日間」行ってきます。
フィギュアスケートの高橋大輔さんの選手引退は　びっくりです。
彼には　セクシー情熱的なスペインの闘牛士のようなイメージがありました。
過酷な選手生活お疲れ様でした。

ガラケー海外ネットができないので　ブログお休みします。

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