熟年離婚で 幸せ家賃込み１０万円UR団地生活

非現実なイベントが終わり、生活がはじまった途端　生活費月２万、
釣った魚に餌やらない状態。
家事はできて当たり前、
帰ってくるとタバコを吸い、ビールを飲みながら方々をチェック。
食事は　味が薄い、まずい・・半日かけた料理もポイ・・
調理師の免許は　役に立たない・・・
楽しくない夫の帰宅後の時間　・・・そのあとも妻の義務だと無理難題を強要する。
ぜーぜーの苦しい呼吸・・・
「喘息は　咳が酷いものでお前のは　違う・・・」持病を認めない夫でした。

新婚当時　私は辛くて　よく泣いていました。
ひとり暮らしの時は　一度もなかった喘息の発作が頻繁だったし
高熱を出し　風邪をひくと　咽喉風邪がまた喘息を誘引して長引き、
せっかく営業で手に入れた仕事も　良いものを仕上げることができない。
病気・仕事が出来ない状態は　わたしから気力を奪おうとします。
北風（夫）対旅人（私）の幕開け　
春風だと思ってたのに北風に変貌した夫の猛風に必死に耐える私・・・
双方、楽しくない新婚生活でした。

「喘息の持病があると何度も言ったでしょう。」
「風邪ひきやすいから、春に結婚したいと言ったでしょう。」
私の言葉よりも　楽しくない現実に　イライラしてる夫でした。

３歳から小児喘息があって　子供時代もいろいろありました。
軽い発作なら　頑張って保育園・学校に行きました。
高尾山の遠足　途中で発作が起きて登頂できず残念無念・・・
朝礼や授業中　息ができなくなって倒れたことも　あったけど　
特別扱いも無く　適度にみんな優しくて　小学校卒業。

辛かったのは　中学校　偏差値主義で　容赦なかった・・・
運動が　苦手で体が硬い私に　女性の体育教師から　「運ち　運ち」と
言われ続けた。私なりに　頑張るが　ストレスが発作を誘発する悪循環だった。
集団競技になると爪はじきになる・・・私がいると邪魔だから・・・
美術や音楽・国語は「４か５」だったのに体育は　「１」をつけられて辛かった。

いまはアレルギーの子供に（大人にも）優しい世の中だが　
夫は　体育の女教師と同じように　容赦なかった・喘息の持病を認めない。
部屋ででタバコを吸う。冬は　温度差が辛い。大トラの夫はぽかぽか
私は寒くて震えてる状態。結婚前持病のことは何度も言った。

保険証を渡されなかったのは　計算があってのことだったのだろうか？
夫の嫁の条件は　外見が好みで高卒で自分より貧乏なこと。　

貧乏ではなかったし、喘息の持病や性格、趣味、している仕事・・・
どのような人生を送ってきたか？まったく重きを置いていなかった。

私という人格を考えず、思い通りにしようと躍起になっていたが、
どうにもならないことがある。
喘息持ちで価値観の違う私を妻にすべきでは　なかった・・・

その年の４月からＮＨＫで「おしん」が始まった・・・
そして４月１５日舞浜の「ディズニーランド」がオープン！
夢のテーマパークが　日本にできた！とてもハッピーな私でした。

現在のわたしは身体をコントロールできるようになってきた。
夫は　私を助けてくれない。
呼吸困難で部屋で死んでても　しばらく気づかないだろう・・・
「自分の身は、自分で守れ」です。

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