熟年離婚で 幸せ家賃込み１０万円UR団地生活

１９８８年
長女の成長が楽しみ・・・もう夫よりも娘が大事でした。

カナダでカルガリー冬季オリンピック！
楽しみはフィギュアスケート、全日本で毎年１位だった伊藤みどりさんがオリンピック初出場！
ジャンプを次々決め技術点は　トップクラスでした。
女子のシングル金はサラエボに引き続きカテリーナ・ビット選手が連覇でした。

男子シングルは　カナダで開催でしたのでブライアン・オーサーに
金メダルの期待が高まってました。ＳＰは一位　この時の衣裳が今期の羽生結弦選手の
「ショパン第一楽章」によく似てました。
王子様衣装のＦＰは２位で銀メダルに終わり、　
ペアとアイスダンスは金銀ソビエトで　ウットリする演技でした。
カナダは五輪フィギュアで金がとれない伝説でした。

オーサー自身は銀でしたが、今や金を取れる選手を育てる名コーチです。
今朝・羽生結弦選手ファイナルグランプリ連勝おめでとうございます。
五輪金の後グランプリ出場金の人も初めてのようで快挙です。
中国でのアクシデントの後、心身共に大変だったと思いますが、
努力が報われてよかったです。もう若いのに有言実行の強者・伝説の人です。

1988年は劇団四季で「オペラ座の怪人」が初演された年で大評判でした。
私も観に行きたかったですがこの年は　映画も観に行ってません。
乳児を連れての外出はまだまだ制限があり、バギーをたたんで遠慮しながら
電車・バス階段での移動は大変でした。仕事も乳児を抱えていると大変・・・

育児に協力しないで毎晩酔っ払って帰ってくる夫・・酒の匂いぷんぷん、
タバコを吸いながら娘を抱く・・・娘の髪の毛が焦げるにおい・・・
もう嫌で実家に帰りました。始めの1週間は　孫が可愛くてご機嫌な両親・・・
2週間目は「絶対に離婚はダメだ」3週間目は「夫は迎えに来ないのか？もう帰れ」でした
離婚したくても実家は頼れない、定職も無くて母子生活は無理・・・惨め・・・

３週間ぶりに　家に帰ると酔っ払ってましたが　
何事も無かったかのように夫が出迎えてくれました。
とりあえず現状頑張ろうでした。

母に子供を時々預けて仕事をしました。
収入になるし、仕事をしてると気持ちが安定しました。

そんなとき賃貸アパート立ち退きの話が・・・
夫からは２間７万ぐらいで実家に徒歩で行けるところ・・・
都心で条件に合った物件は　なかなか無いし　赤ちゃんを抱っこして探していると
相手にされません．夫が自営会社の車で来るとガラッと態度が変わりました。
転居は４畳半２間の２ｋ、夫の飲み友達家族をよんで宴会をしたら１目で
飲み代が　生活に響いていると分かったようです。（夫にはわからない）

飲み友達は　埼玉や神奈川に家やマンションを買って引っ越して行きました。
２３区は１戸建てが１億する時代で　買うのは大変です。
私は　せっせと都営住宅に応募してましたが落選続き・・・
マイホームを手に入れるには、宝くじでも買って当たらないとダメだと思いましたし
母子家庭で娘を世間並みに養育するのは、かなり難しいと感じてました。


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