熟年離婚で 幸せ家賃込み１０万円UR団地生活

その年の元旦・・・義母は暮れから調子が悪かったのか元旦の支度ができませんでした。
部屋も散らかったままです。３男の夫と私、娘たちが１番手でかけつけました。
ベットで寝ている義母に夫が声をかけました。どうも　義母は　ふて寝しているようです。

義母にとって元旦の支度は　最大のイベント！
それができなかったことが辛いようです。もう８０代後半の義母です。
次女も声をかけましたが　向こうを向いたままでした。

私は夫の指示を待っていました。
「俺たちで掃除をしよう」ということで　夫のやり方
夫の指示で　私も娘たちも掃除をしました。
雑巾が足りなくて、タオルも夫の指示で雑巾にしてしまいました。
夫は自分の指示で私たちがてきぱき動くのが大好きです。
それなりに綺麗になりました。

次は　お節の支度をどうしようかという段階になったところで
義母が起きてきました。
夫は　褒められると思ったのでしょうか？
でも義母は怒ってました。
「ここの主はおまえじゃない！！」「女主人の私だよ！！」
実家でわがもの顔に振る舞った夫をなじりました。
夫に従った私たちも同罪です。

次女に対しても「大きな声で耳元で怒鳴って！！
正月なのに挨拶も無しかい！！」
こんなに怒る義母は初めてです。次女もびっくりショックでした。
私は「申し訳ありません、去年父が亡くなり喪中でしたので
正月の挨拶を控えてしまいました」と丁寧に謝りました。

それでやっと怒りが収まったようですが・・・
義母は、私達３男家族が実家に乗り込んでくるのかと思ったのかもしれません。
私娘は全くないのですが・・・夫は義母と暮らしたい気持ちが常にありました。

義兄家族が来て　やっと義母は穏やかになりました。
義母は兄嫁を信頼しています。
持ちよったもの、出来合いのおせちが並び　元旦らしくなりましたが
義母は　とうとう席には着きませんでした。
私たちは　早々に帰った方がいいと思いました。

妹家族が来たときには　義母は泣いていました。
誰に心を許してるか、信頼しているかがよくわかりました。

夫は「掃除して綺麗にしてやったのに　なんで怒られなくちゃいけないんだ」
「これまでもおふくろのいう通りにしてきたのに・・・」
夫は　私達と予定があってもこれまで
ずっと義母さんの方を優先してきましたが・・・

幼少の時から１０歳違う義兄より頼みやすいだけで　
夫は信頼されてるわけではないのだと思いました。
義母が一緒に暮らしたいのは　私達ではないのです。
でもそれぞれ事情があって　義母は広い部屋で、ひとり暮らしです。

２００８年　その年の私の気になった出来事をメモしています。
１月
日経株価５００円以上暴落
中国製、冷凍餃子から殺虫剤成分検出
２月
アメリカで竜巻の最悪被害５５人死亡
アフガニスタンで８０人が死亡する自爆テロ
５月
中国　四川省で、マグニチュード８の大地震、４万人以上死亡
６月
秋葉原無差別通り魔事件、ネットの中傷による逆恨み、７人死亡１０人重軽傷


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毎回長い日記を読んでくださって　ありがとうございます。
もういろいろありました。自分でも呆れるほどです。