熟年離婚で 幸せ家賃込み１０万円UR団地生活

長女は、夫や私を反面教師にして、安らぎの持てる、無理をせず自分らしく
生活できる人を選びました。趣味が縁で知り合い、仕事も同じ分野なので
価値観もかなり近いようです。
婿さんは　次男で、おっとりムーミンかプ～さんのような感じです。
親兄弟も気取りのない、エリート家族で、すでに長女は、義母さんと仲良しで
安心しました。

夫から家庭科の御針箱を買うのを反対され１００円のケースで我慢した娘です。
私を庇ったために、その後も夫から必要なものをすべて駄目出しされました。
勉強すら・・・夫は足を引っ張ります。俺より偉くなるなと言われましたが
それでは道は開けません。なるべく夫に負担をかけないで娘は頑張りました。

そんな長女なので、うんと幸せになってもらいたいです。
義母（祖母）が亡くなったので、記念アルバム撮影と家族の食事会だけの
挙式のプランになりました。長女から生活費はもらっていません。その代り
費用は自分で、親は口出ししないことにしました。
夫は　教習所代ほど包んだようです。食事は一流、和やかな内輪の披露宴でした。
私は押しつけですが、ドレスとピアノのレッスン代・歯の矯正代が無形プレゼントです。　

内輪で済んだので私が用意してた結婚費用が残りました。
このまま貯金が妥当なのでしょうが、私は思い切って使うことにしました。

長女の結婚で、昔の自分と比べてしまい、もう気持ちは複雑でした。
長女が理想的な人と出会い、身の丈に合う住まい、内輪で結婚式を挙げたことが
嬉しいやら、羨ましいやらで気持ちがざわざわしてしまいます。

私の結婚・新婚の頃は辛くて辛くて泣いてばかり・・・・
一升飲む夫は横暴で、北風タイプの命令で、自分の思い通りにしようとしました。
健康保険証も無く、生活費は月２万・・・家事はできて当たり前・・・・
外面の良い夫、だれも私の味方はいませんでした。
あれから３０年
夫は少し変わりましたが
過去を振り返れば辛いことばかり、これを埋めるには海外旅行がいいと思いました。
夫も次女も「気が済むまでしたら」でした。

けちけちの私が散財です。イギリス旅行９日間一人部屋だと７万追加でしたが、
こういう時は　独身貴族の頃の感覚です。バブルだし結婚前は独身貴族でした。
憧れのイギリス、田舎都市部パークのガーデン巡りも目的のコースです。
７月なのにあちこちでバラが満開でした。
古いお城、メルヘンな村、野生のうさぎがいるホテル、
刺激的なロンドン、無料の博物館。美術館、ほんとに癖になる海外旅行です。
ここで思い切り、うさをはらせば夫と老後が暮らせるかも・・なんて思ってました。



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毎回長い日記を読んでくださって　ありがとうございます。
もういろいろありました。自分でも呆れるほどです。