熟年離婚で 幸せ家賃込み１０万円UR団地生活

結婚は、もれなく親族が付いてきた。
夫の両親からは私は呼捨て、（怖かった～）
でも夫はちゃん付けで呼ばれていた。

三男坊の○○ちゃんのお嫁さん
夫が娘たちの父親になっても年をとって還暦過ぎても
それは変わらなかった。
がっちりのがたいで、黙っていれば頼りになりそうなのに
ちゃん付けの呼び名が夫をいつも末っ子で、
頼りなげに感じさせ、（実際そうだが）
付属物の私は同類に思われたのだ。

嫌だなと思いながらも婚姻を続けてたら・・・
検査したら妊娠してた。
夫婦だとどんなでも、
当時は殺されない限り犯罪にならないのだろう。
私が暗い顔をしてたので、
堕胎の病院を紹介されたが、
カトリック信者の母よりも真面目な私はおろす気は無い・・・

女児出産だったのに、元夫がすごく喜んだのが意外でした。
それは義母さんが喜んだので、
元夫も嬉しかったのだと後でわかりました。
出産すると夫親族の絆が更に深まり、嫁という感じが強くなる。
離婚するなら子供ができない前がしがらみがなくていい。
嫌だったら一日でも早い方が良かったのかもしれない・・・

それなのに私は、娘たちの母親と言われるのが、嫌ではなかった・・・
嫁妻としては、不本意な結婚生活だったが、
娘たちの母親としては、悪くない生活だったのです。

祝日、娘二人がピアノをまだ習っていて
久しぶりに発表会がありました。
長女も次女も小１から続けていて、
あれこれ長女は２０年・・・嫁いでも続けています。
次女もきつい仕事をしながら頑張ってます。
生活は厳しかったので、私の働きで娘達にできたのは、
ピアノと歯の矯正ぐらい。
私が出したのは学生の時まで・・・
その後、成人になっても続けてくれてうれしいです。

月謝は１万近くで安いとは言えませんし、発表会ともなると
費用も掛かりますが、私がプレゼントしたドレスに身をつつみ、
私が作ったブーケを受け取ってもらうのは、至福の喜びです。

今回はソロは、お馴染みの曲、
楽しみの姉妹連打は、「虹の彼方に」を弾きました。
２０年間のいろんな思いが溢れて胸がいっぱいになりました。
いま娘たちは住まいが東西で離ればなれなので
連打の練習は大変だったでしょう。
社会人になって、かなり上達しています。
私からさせられてる感じから、
ピアノが好きだから・・・を感じました。

親ばかですが羽生選手の生観戦と同じぐらい・・・それ以上感動しました。
娘たちに感謝です。
夢を観てるようなウットリ特別な極上の日でした。
喜び、幸せをいっぱいありがとう。

元夫とはダメだった分、私は娘たちから幸せをもらっている。
夫とは努力しても報われないことが多かった。
まず歩きたばこをしないでとか、子供の手前赤信号で
渡らないでとか、飲み代の分子供の養育費や食費に回してとか・・・
御両親より、娘を大事にしてとか・・・
見栄貼らずに地方の安い物件探そうとか・・・
夫婦でロマンのある話をするのは後回し・・・

妻や娘は自分の附属物なのでそもそも
言うことを聞く気が無いのです。

娘達は、言うこともすることも
苦労が報われる、打てば響くのです・・・
私は、娘でも優れているところは年齢関係なく
尊敬します。上から目線は避けたいです。

男尊女卑で苦労した娘たち・・・
娘は嫁に行くからお金をかけたくないで実践した元夫。
よくぐれずに、心身とも健やかにそだちました。

父親も母親も心に病を抱えた親でごめんね。
偏見のない人と幸せに・・・
私は独身母親という立場が、居心地いいようです。
　　　付属物話題続く

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日記を読んでくださって　ありがとうございます。

離婚に関する日記を見たい方２０１４年９月２２日から２０１５年３月２５日まで
３０年あまりの結婚生活が１３０回にわたり記されてます。自分でもびっくりな結婚生活です。
悩んでる方、参考になれば幸いです。でも熟年離婚は、よほどでない限り、お勧めしません。