結婚生活、もしも家賃が無かったなら・・・

2015.10.11

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カテゴリ：生活　離婚

実家に出戻り・・・・
家賃のいらない生活は、金銭的、心身ともにほんとに
楽で、この先ブログで何度も、呟いてしまいそうです。

都会で、家賃や住宅ローンがあるのと無いのとでは大きな違いが
あると思います。

３３年前の結婚当初、義兄たち家族は、持ち家があり家賃もローンも
無い生活だと聞いていました。
立派な結納の席で、手持ちの倉庫の上に義父が家を建ててあげると
言ってたので、そうなるのかなと思っていました。
世間を知らない脳天気な私と母・・・
母は名古屋に嫁入りに準ずる支度をしないといけないと思ったらしい！

実際は、義母さんと決めてしまった賃貸物件で台所が一畳ほどの２Ｋでした。
「専業主婦でいいよ」と言っていたが月２万の生活費では、そういうわけに
いかない・・・いろいろ話が違い過ぎるが・・・

２番目の義兄家族は、父親の名義のアパート一棟にタダで住んでいた。
新婚当初は、妻の兄弟も間借りしてたようだ。都心で家賃ただはいい！
嫁の立場で実家とは別、舅姑と別暮らしはやはりいい。

元夫は、兄貴たちはずるい！
おまえはずるく生きるなと言いました。
まあ真意はよくわからなかったが、結婚したら
親に頼らず生活するのが大人だと思いました。

わが家は，４５００万ぐらい家賃にかかりました。
家賃が無かったら結婚生活は、違っていたかもしれません。

横暴な男尊女卑思考も無いかも・・・
娘は嫁に行くから高校だけで、いいなんて言わないかも・・・

義兄の娘のように音大に行けたかも・・・それは無理でも
都立大学ぐらいは行けたかも・・・
（長女は日比谷合格ラインで勉強が好きだったので・・・）
その前に、家庭科のお針箱、買うのを止められて１００円の
ケースで我慢することもないかも・・・
（ホントに娘たちにはケチでした。）
生活費も、もう少しもらえたかも・・・

元夫が３年無収入でも、おたおたＷワークなどしなかったかも・・・
この時、貯金が高家賃と生活費で無くなることもなかったかも・・・
夫、結婚前年金未払いで、私絶望で、鬱になることもなかったかも・・・

でも夫の実家の施しで生きるのは、私らしくない！
辛い状態で働いて、念願の欧州旅行ができた。
やりくりの範囲で、存分に趣味に生きられた。
負のエネルギーに負けたくない思いが自分は
どう生きたいか、何が好きか明確になったと思う。

娘たちも強く逞しく、それでも優しい可愛い娘に育った。

重大なこと・・性格、価値観、酒豪なのは
あまり変わらないと思うが、
結婚当初から実家とは別で家賃ただの家に住めてたら
離婚してなかったと思う。
不本意だけど我慢して老後過ごしていたと思う。

これが凄～く大きな違いです。

理想の家族とお家の物語です。