元夫、無給でも　離婚しなかった理由

2015.12.03

テーマ：離婚(243)

２年前から毎月２０万のマイナス
マイホームや娘の進学のために貯めてたはずの貯金は　生活費に消えてのです

貯金半減、夫無給、娘たちの学校、ピアノ、歯の矯正、私のパート　喘息の持病
自分の実家には頼れない、頼りたくない・・・私も大混乱！！
考えなくちゃいけないことが多すぎましたが・・・
その時は夫の転職が一番と思いました。

私「買い物ちゃんと底値でしてる？」
「緊急事態なのだから　お酒タバコ控えてね」
「なるべく貯金減らさないように　しましょう」
「貯金が無くなるのも時間の問題！転職考えて」
「私はすでにＷワークでがんばってるよ」
元夫は黙っていました。

わたしは、ここぞとばかりお願いばかりして、
夫を追い詰めていたと思います。

貯金が半分以下になり、マイホームの夢が消えたように思えました。
娘の進学にも、影を落としました。

私「どうして　あなたの部門やめちゃったの？
黒字だったのに・・・」
元夫「兄貴たちが　やめようと言ったから、それに従った」
「兄貴たちと同じ仕事、ずっとしたいと思ってたし・・・・」
私「土日も大変そうだね。それも無給なの？」
元夫「ああ・・」

土日も忙しくて元夫が居ないのをいいことに
趣味仕事も好き勝手してた私・・・

こんなに　真面目に夫は働いていたのに、無給とは辛いことです。
怒りより、同情の気持ちが強くなる私でした。
私はＷワークに家事も頑張りました。
まだ前向きで、離婚する気はありませんでした。

仕事で帰宅が遅かったですが元夫が買い物を
すませ、娘たちと夕食を作ってくれました。いい感じです。
正社員の男性のように高給取りならいいのですが半日シフトで
週４・５日のパートでは８万ほど　内職と合わせても１５万ほどでした。
体力的に限界でしたが、娘たちのピアノ発表会が近づいていて
楽しみでもありました。
経済窮地でも、娘たちの楽しみは　奪いたくないと思いました。
姪たちと比べて不憫すぎます。
母子家庭になったらもっと不憫になると思いました。

３日
委託ショップに追加・手作り品を納品
そのあと隣町へ自転車に乗って、映画館へ
「黄金のアデ－レ」観てきました。

ナチスに奪われ、その後国の美術館の所蔵に
なっている伯母の肖像画を
オーストリア政府から取り戻そうとする
老婦人の奮闘を描いています。

オーストリアに旅行した時のことを
思い出し国の黒歴史を憂いました。
ユダヤ人迫害、戦争、人種差別、嫌です。

水木しげる先生
部隊で地獄を見た、ただ一人の生き残り
戦争中も敵国の人たちと仲良しで、
後々まで友好に務めた人格者。
妖怪国　試験も何にも無い
戦争も無いと言いたかったのでしょう。
ご冥福をお祈りします。