うつ状態で　夫婦喧嘩や離婚する気力、体力もなかった

2016.01.16

テーマ：離婚(242)

カテゴリ：気力、体力

この時はほんとに辛い状態でしたが　細かいことを
憶えていません。
娘たちが　どうしてたのかも憶えていません・・・

結婚してから、辛いことの連続ですが、
それでも少しでもいい状態にしようと
自分なりに頑張ってきたつもりでした。
でも夫の年金未納が発覚で「ああ老後も大変なのか・・・
お見合いの時の条件の良さとは、全然に違うなあ」
と思い、私は絶望感で、いっぱいになりました。

今までもっと酷いことが何度もあったのですが、
（もう頑張れない・・・耐えられない・・・）と
この時は思ってしまいました。

夫が手術待ちで休職、家で殆ど一緒の時以上に
食慾が無くなり、無理に食べてもお寿司一皿（２個）でお腹が
いっぱいに、なってしまいます。

栄養が無いとわかっていても
あっさりしたものしか食べたくないので、一日５００カロリーほど・・・
甘い物とお寿司は別腹で、大食漢の私が信じられません！

スーパーに行っても献立が浮かばない・・・
何を買っていいのかわからない・・・レジで小銭が出せない・・・
簡単な計算もできない・・・酷い時は毎回千円札を出してお釣りを
もらっていました。

娘達は「お母さん、家事できてたよ」と言いますが
簡単にできる料理をしてたようです。
夕方だるくて包丁も持ったまま座り込んで、その場に横になったり
してました。

洗濯は、干すのが辛かったです。
掃除もやれるところまで・・・
体力が落ちて、家具を移動したりイスを持ちあげながら、
掃除機を動かせない状態でした。
とにかくだるい・・・お風呂も面倒でシャワーで済ませてました。

本、新聞を見るのがかったるい。
パソコンで、メールやブログを始めてたのですが
何を打てばいいのかわからず１０文字打つのに１５分・・・
そのうちパソコンで文字が打てなくなりました。文章が浮かばない・・・

外出もフラフラで　階段が怖い！
電車は、どこかに掴まってないと立ってられない。
ホームに落ちそうになって、助けてもらったことが２度ありました。
待ち合わせで急行に乗らないとダメなのに各駅停車に乗って遅れたり
遠回りの電車に乗ってしまい、遅れたこともありました。

危ないと思いながらも、無理して出かけていたと思います。
自転車も乗ってました。よたよただったと思います。

銀行やオートロックの暗証番号やがわからなくなり、
パソコンのネット関連のパスワードも忘れ、
私は認知症かアルツハイマーかと思いました。
鏡を見ると首もほっぺも痩せて１０歳以上老けた私がいました。

曇りや雨だと更に気持ちが落ち込み、悲しくて涙が出てきます。
死にたいという気持ちはありませんが
生きたいという気持ちもありません。

このように体力、気力、判断力も無い時は、
夫婦喧嘩、離婚しようという気も起きません。
その日を過ごすのがやっとの状態でした。

仕事は、ほとんどできない状態で、
わたしの貯金はまた減っていきました。
私が働かないと自分の医療費すら困るのですが・・・
夫は、私が家事がなんとかできている状態なので、静観してました。
自分が困らなければ・・家族に対して鈍感、無頓着な夫です。

１月１６日
嫁いだ長女を誘って
無料のオーケストラコンサートを
新宿文化センターで楽しみました。
お昼は　ロビーで持ちよりのパンや
おにぎりで節約モード。

演目
「魔弾の射手」序曲
モーツアルト
「交響曲第４０番ト短調」
よく知ってる曲　気持ちよくて眠くなってしまう。
チャイコフスキー
「交響曲第五番ホ単調」
ドラマチックで物語を紡いでいるような感じ・・・
アンコール曲
「アンダンテ・カンタービレ」
名曲、一番うれしかったかも・・・

音楽はいいですね。
寒い時・暑い時室内でお金がかからず楽しめる
イベント嬉しいです。
浮いた分、お金がかかるイベントも
しっかり楽しみたいです。