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テーマ:離婚後の生活(775)
カテゴリ:結婚
実際深刻な少子高齢化で 政府も介護や育児で働き手が
辞職に追い込まれないよう法案を立てているが 垣谷美雨さんの小説は 共感するものが多い。 等身大で身近だし熟年離婚を匂わす作品が多いのも惹かれます。 高齢化対策小説「70歳死亡案、可決」も凄かったが こちらは 少子化対策・・・ 25歳から35歳までの男女に対して「抽選見合い結婚法」が 施行されることになった。 この強制見合いに、もてないアキバ系青年たちは喜び、 田舎で娘依存症の母親と暮らす看護師は、 母親と離れる最後のチャンスと思い、ひとりで東京へ。 そして独身貴族を謳歌してたが慌てて彼氏に結婚を迫るも、断わられる美人OL。 いやいやお見合いをするが・・・断わるのも地獄! そう、この法律には おまけが・・・ 3人断るとテロ撲滅隊(自衛隊)に2年間従事しなければならないからだ。 3時間ほどで 読めたし高齢化対策小説より、コミカルで明るい! 両方とも設定は 奇抜ですが掘り下げは浅くさらっとしてます。 「産めよ増やせよ」という時代でもないし、 結婚も出産も自由意思に任せるしかない・・・ 何が 妨げているのか? 今や夫婦共働き当たり前、子供がいないうちは 良いだろうが 妊娠出産となると、リスク・負担の多いのは女性の方だ。 育児休暇が取れて 退職に追い込まれず正社員で職場に復帰できる女性は まだまだ少数だろう。 出産育児で退職・・・ 子供が小学校に上がったころパートを始める主婦が圧倒的な気がする・・・ 家のローン・プラス子育てにお金がかかるし、近年順調な昇給は難しいし、 業務成績によってはリストラも・・夫の給料だけで 生活するのは リスクが あり過ぎる時代なのだが、人々はバブル時代の「当たり前」に踊らされている。 「冠婚葬祭」は人並みに・・・マイホーム信仰 子供に習い事・塾・大学進学は普通の時代・・・ だが大学進学は、教育費のけたが違う! 稼ぎの良い夫婦なら問題は無いが・・・・ 庶民で母親が自分の服や美容代を我慢して、教育費を稼いでる・・・ この姿を子供が見たらどう思うだろうか・・・ フルタイムのパート勤めでも私達の世代は 家事や育児は 妻の勤めでした。こんな姿観てたら 結婚の夢敗れちゃうでしょう~ 親世代が 幸せな結婚や子育ての姿を次の世代に見せないと、少子対策は 難しいと思う。 小説は、若者たちの意識改革、成長の物語でもある。 ドラマの「家族ノカタチ」と通じるものがありそう。 今の状態で再婚する気は全くないが 今度生まれ変わったら 価値観の似てる人と結婚したいです。
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最終更新日
2016.01.28 10:25:24
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