十分な生活なのに　周囲に比べ貧乏だと言う母

2016.03.09

カテゴリ：母との生活

母は　専業主婦だったし　持ち家があり　
十分遺族年金をもらい預金も株も少しあるが　
自分の状態を中の下　下の上と言っている。

そういう時、前は
食費が一人当たり1万でエアコンも使わない生活。
元夫は　3年無収入で　私も無理して失職・・・
夫婦で　無収入の時もあったよ・・・

財産分与も無く、離婚で将来の年金は　母の半分の8万ほど
私って母から見ると下の下になっちゃうと答えた。
わたしは　収入少ないけど不自由してないので　中かな
心は錦のつもりです。

弟が一時戻ってきて、
「母さんの生活は　上の下か　中の上かも」と言った。
わたしもそうだと思う。
表面的に　派手だと金持ちだと思ってしまうが　
実は借金だらけかもしれない。

私の結婚・・・弟の元夫の印象は　
金のかかる趣味を持った自営金持ちの　ぼんぼんでした。
実家に依存してる時は　そうだったのでしょう。
表面派手な自営の家計は、サラリーマン家庭には
見えにくいものでした。

母は　表面で人を観る素直な人、
（わたしも家庭を持ちたい大人は、基本嘘はつかないし、
モラルは守るものと思ってました。）

母は実家の周囲と比べて貧乏だと思い込んでいます。
貧困家庭を沢山　新聞やTVで観ているのに、それは別世界。
私の無謀な耐乏結婚生活も人事。
狭い世界で自分と人を比べてます。

父の稼ぎが　少ないと絶えず言ってましたが
値段を気にしないで　食材日用品が買えました。
実家は　大量の食器　布団　衣料品（着物）　
家具で埋め尽くされてました。（かなり断捨離）
そして甘い物　油・塩たっぷりの食品の大量摂取・・・
満たされない何かを物と食べもので　埋めているようでした。　

周囲に比べて貧乏と思うよりも、ささやかでも幸せと思うほうが
いいと思うけど・・・

亡くなった真面目な父が不憫に思えてしまいます。