強風で予定中止と団塊世代の貧困

2016.04.17

ご近所の方から　お茶の会の招待券を頂きました。
電車で乗り換えが　ありちょっと遠いのですが
日曜日に行くことになりました。
母はひざ腰が悪く正座ができないのでパス。
次女は　学生の時に茶道部で裏千家・・・
私は全くわからないのですが次女が行くならと秘かに楽しみに
してました。

電車で行くついでに　隣町で上映してない「ルーム」という映画が
見れたらと思ってました。
誘拐されて　幽閉されて　犯人の子供産んで・・・・
心身が落ち込み過ぎてると見ることができない内容・・・
元夫が怖くて、たまらなかった時を思い出すと思いました・・・
夫婦二人きりが怖い・・・でも映画好きの方が大絶賛してる作品・・・

行こうとしたら強風で電車が　止まってる・・・
残念だけど予定中止・・・終末の天候荒れは　
地震前は　トップニュースでした・・・
　強風でパネル、足場が崩れた箇所多数　けが人多数　
北陸の方では　死者２人
熊本の地震のニュースも大事でしょうが　地元の悪天候のニュースも
もっと流してほしいと思いました。

さて夜の番組が予定通り放映　「団塊世代の貧困」
日本の屋台骨を支えてきた団塊世代にも貧困のリスクが忍び寄っている

団塊世代の人口は、およそ1千万人。
彼らは時として「逃げ切り世代」と言われ、十分な退職金をもらい、
年金もかなり支給されるので、安定した老後を送れると思われてきました。

ところが、バブル崩壊以降退職金は減少で、年金システムも不安定化している。
親は介護が必要で、子供が非正規雇用というケースも珍しくない・・・

私の世代の結婚相手は団塊世代が多い。
大手の会社員と結婚した友達は、専業主婦で一時期パート勤め
家を買い、子供は大学卒、年金多く退職金も、もらえる・・・
後は自分たちの老後と親の介護。
私も　大卒サラリーマンと結婚してれば　恩恵に与ったかもしれない・・・

TVでは　団塊世代が　老親の介護費、非正規雇用の子供世代を支えなくては
いけない例・・・・親が無年金・・・もらっていても月３万ほど・・・
元夫の両親がそうだった・・・
ベビーブーム世代の子供が非正規雇用・・・
４０、５０才になると正社員と大差になります・・・

２例目は　６７才の父親が老親と離婚し非正規雇用の３０代の息子と孫２人が
加わり生活費を援助・・・
６７歳の奥様は息子と孫２人の家事援助と認知症の親の介護が辛くなってきている
二人で３５万を越える年金なのに　１０万の赤字！！
光熱費が我が家の３倍、月９万のリフォーム代、６人で１５万の食費・・・

贅沢な暮らし、息子、孫に甘いと思ったが　
年収１０００万のサラリーマンだったのです。
当然の中流生活だったのが
親世代と子世代が重くのしかかり崩れたのでしょう・・・
もう若くない二人が心配になりました。

３例目、２０００万の貯金あったが　自営だったので８万ほどの年金
老親世代に介護費が　かかると厳しいでしょう
食費を一日５００円にしている。
元夫と老後を考えるとこの例に近いと思います・・・

老後はすぐ来るし、老後が長い人は　喜べないほど長い・・・
その人の裁量にまかされる人生設計・・・
贅沢に慣れていると怖いとまた感じてしまいました。

福島県の地震による避難生活も便利で贅沢になれていると
辛いと思います。
日本は　水の潤沢さ　衛生面において
世界一ですので・・・・