奨学金借りて、大学進学の悲劇・・・

2016.06.12

カテゴリ：学費　教育費

６月３日のブログにも　奨学金ローン破綻について綴ったが

６月１２日の朝日新聞の「１０００万円返せず自己破産」の
見出しが　目についた。参院選に向けての、教育問題の記事

母子家庭で育った女性が　大学に進学したものの母親から
学費は出せないと言われ奨学金を月１６万借りた。
卒業間際に　奨学金５００万円の返済に　追われてる同い年の
男性と結婚。

勉学の合間、アルバイトに追われたが　
更に奨学金を月に１０万借りて　専門学校に・・・
在学中に出産して子育てに追われる。
夫婦で正規の仕事を探したが見つからず、ローンが膨らみ
消費者金融にも手をだし・・・

その後弁護士の勧めで　女性は自己破産・夫とも離婚・・・
破産後、保証人の母親のもとに　奨学金の返済通知が・・・

私は学歴も知性もないが・・・
あまりにも無謀としか言いようがない・・・
月１６万で　私はもう返済は　難しいと思ったが
同じように奨学金の返済に　追われる男性と結婚はダメでしょ！
更に月１０万借りて専門学校・・・
借金返済、就職の保証はあるのか！！
在学中に、避妊もせず出産・・・
もう自己管理ができてないし、子供がかわいそう。

先の見通しもなく、低所得家庭での大学進学は　慎重にすべきだと思う。
恥ずかしいが自分は共働きだったのに　娘２人大学は断念した。
でも別な形で　就職目的の学校に行き　短大卒の資格を取り　
正規の企業に就職できた。

結婚前の貯金があったが、弱体の私は学費で無くなるのは不安だったし、
私立になった時は　借りることになるがそれは避けたかった。

元夫は　娘たちが偉くなることを望まなかったこともあるが
教育費捻出で　自分の小遣いを削ったり仕事に追われるのは嫌だったのだろう。
教育ローンが無くて良かったことは確かです。

大学出ても正規の仕事につけず、奨学金の返済ができず　
自己破産はお粗末な気がする・・・

私も貧乏を脱するには、学歴と正規の就職だと思っていたが
ムリして借りてまでとは　思っていなかった。
塾にも行かず　いい成績で推薦で受かった娘たち誇りです。

奨学金が　結婚や出産の障害になっているのも問題だと思います。