離婚予定の母子が多額の奨学金を借りるのは危険

2018.02.12

テーマ：離婚(242)

カテゴリ：学費　教育費

高校の授業料が無償化になったが
その分、大学進学率が増えれば、学費に余裕のない低収入の家庭でも、
奨学金を借りて大学に進学させたいと思うのが親心だろう。

奨学金も借金と同じ、余裕のない返済は行き詰まるし、
保証人になっている親や親族に破産が連鎖することになる。

大学を卒業しても非正規雇用で賞与もない就職先だと・・・
月数万円の返済でも厳しいかも・・・

我が家も長女１５歳で進学のことで悩んだ。運悪く元夫の自営業が
行き詰まり、役員の兄弟は３年無収入が続いた時でした。
兄たちは　親の援助の持ち家で家賃の心配はないし、
子供たちはもう成人過ぎて働いてるし、姪たちも大学や大学院を卒業で
教育費も一段落したので、貧困に格差がありました。

元夫は働いても報酬がもらえない状態に嫌気がさし、家でゴロゴロの状態、
私は長女の進学のことより、元夫が転職してくれればいい、バイトでもして
臨時収入があればいい、家賃も１２万を超えているし、長女が中学になり
授業料以外の教育費や養育費が増えてくるころで、
私が働いても　家賃とお酒で湯水のように貯金が無くなっていた。

大学進学どころではなくて娘二人とも１５歳で理数系の５年ある学校に入学してもらった。
即戦力になるので、就職先は選べるし、就活の心配のない学校です。
奨学金を借りないで済んだし、財産もないが借金がないので離婚がスムーズでした。

でも娘たちのコースは制限されました。
普通科の高校に進学して４年制の大学に行ってたら運命は変わったかも・・・
自分が叶わなかった大学進学の夢を娘たちで叶えることで満足してたかもしれません・・・。

まあ、「借金してまで無理するな」が母娘の一致した考えです。
特に長女は、貧困や従姉との格差を実感してるので、あきらめもあったかも・・・

離婚を考えているような家庭は　多額の奨学金を借りるのは危険だと思います
教育費や養育費を愛想の尽きた夫をあてにするのも危険・・・

ブログで離婚前提なのに、子供が中高私立を受けたり、大学進学が当たり前で
ひやひやします。
夫が十分な養育費をくれたり、母親が安定高収入なら問題ないのですが・・・・

娘たちが就職してゆとりができてが　行楽できるようになったし、
離婚した後も海外旅行が実現できたので余計そう思います。