都合の悪い元夫を変えたい私も同類だったのだ

2019.02.19

カテゴリ：団地生活

元夫は、結婚したとたん「俺は変わらないからお前が変われ！」と言った。
変われそうなところは、元夫の言うことを聞いた。
元夫の収入は家賃と小遣いでほぼなくなるので、必要な分妻が稼ぐ。
家事も育児も妻がする。私も納得でしたことだし、
家事など手際も良くなったので悪いことではない。
やりくりも上手になった。
娘達『お母さんはもう、旦那さんがいらない状態だったのに
理想の結婚状態にしようと悪戦苦闘してた」

私は男女平等の仕事場だったので、根本的にその思考が強い。
そして、実家ではそれなりに厳しい躾を受けてきた。
でも元夫は男尊女卑で年功序列だった。
自営業が順調で娘たちが小さいうちは多少威張れたかもしれないが、

無給となると話は違う、元夫が「紐になりたい」と言った。
そんな男は私の好みではない。根本的に元夫は好みではない。

娘達・・・「だからさ、結婚しちゃいけなかったし、
お母さんが嫌だと思った時点で関わっちゃいけなかった。」
「おばあちゃんと従姉仲人がね。私利私欲のために無理強いした。
わかってるよ。何度も聞いたから・・・
「カトリック教会で式挙げたから離婚しちゃいけない。」
「真面目に頑張って、辛抱、我慢すればいいことがある」
「人と比べちゃいけません」
おばあちゃんに言われたことに囚われて、頑張りすぎた。
何を頑張ったかというと、お母さんが自分を貫くために
お父さんを自分好みに変えようとしたの。」

お酒やめて、たばこやめて、余ったお金少しは生活費にまわして
妻子供を大事にして、青信号で渡って、モラルを守って、
幼稚園に行かせてあげて、お習いごと一つぐらいさせてあげて
、医療費ぐらい出して、食費足りない
娘達を大学に行かせて、成人式の着物ぐらい買ってあげて
病気の妻を気づかって・・・
義兄たちはできたけど、お父さんには無理なお願いだったの。

お見合い勧められて結婚したけど
お父さん、一家の主や父親になる覚悟がなかったから・・・
とにかく、威張りたかったの…威張らせてくれる妻が欲しかったのに
お母さんは、従順なようで躾をする親のように上から目線だったの・・・
だからまた反発して、威張りたいから、あれしろこれしろ、命令調になるの」

私「お父さんが変わらないとわかってたら、
早くに離婚してたよ。33年も辛抱しなかったよ。
でもね、お父さんを変えることは諦めらめなかったと思う
そうじゃないと私じゃないから・・そしてお父さん好みになったら
それは私じゃない。私は私なの」

娘達「そう、お父さんは楽な方に逃げたいのに、お母さんは逃げない」
私「ずっと、苦しいことをさせられてきたから・・」
娘達「逃げればよかったんだよ。そうすればお父さんも楽になってたの」
子供ができないうちがよかったかも
娘二人で男子が生まれなくて、妻娘を捨てたいのに
自営実家が近すぎて許されない状況・・・
無給状態で窮地、妻だけじゃなくて親も兄妹も
離婚じゃなくて転職勧めた

でお父さんが負けた。泣いて転職した。
お母さんの頑張りで、お父さん少し変わった・・・
会社員になって１５年頑張った。
煙草も家の外で吸うようになった。お酒も一日おき・・・
でもおかあさんの好みにはならない。
もっともっとストイックな人が好きだから・・・
尊敬できるような人じゃないとだめだから・・・」

このへんで孫が起きて・・・
「で、お父さんは、個性のない自分の思い通りになる妻が良くて
どこまで行っても平行線なの・・・」
「離婚して良かったの」
「元々お母さんは自立できる人だったから」
「お母さんは自分を取り戻して好きなように生きて」
お父さんの話しはやめてね」