仕事や趣味は、言いなりにならなかった

2019.07.19

カテゴリ：価値観の相違

結婚生活は、親族や元夫の古い考えで男尊女卑、
年功序列で無理強いされたことが多々あったが
仕事や趣味は、元夫や母の言いなりにはならなかった。

高卒で就職したところは、男女差別がなかった。
実力主義の会社だった。中卒でも才能があれば評価された。
だから今回の京アニ放火事件は　他人事ではない。
良質のアニメを外注を出さないで制作してた会社。
女子も働きやすかったようだ。

私にとっては趣味と実益を兼ねていた。
だから、結婚しても色濃く男女平等精神が残ってたかもしれない。
私の結婚は最も古い体質考えが残っている人たちによって
取り行われた。
元夫が、私の仕事に嫉妬して邪魔をした。
私の個人的なことは、どうでも良かったのか？

次女が酷いアトピーで毎日大学病院通いで
好きな仕事ができない状態になってしまったが・・・
私の楽しみは仕事だけではない。

小さいころから本を読んだり漫画をみたり
TVで好きな番組を見るのが好きだった。
オタク趣味・・・元夫には理解されない。
お金が無ければ無いなりに楽しめる趣味だった。

一人でも十分楽しめるし、娘達とも楽しめた。
元夫はTVの前に立ったりで邪魔をしたが
録画して、いない時に楽しめばいいし、
ゲームは元夫のいない時にした。

生活費がまともにもらえないので
低コスト生活が身についた。
趣味娯楽のために、底値生活

教育費のかかる時は、さらに我慢して
苦手な職種の仕事も頑張った。
元夫はあら捜しが好きだったが、されないように家事も頑張った。
可愛くないが、元夫に絡まれるのも嫌だったし、
余裕がなかった。

一番お金がかかる趣味は欧州旅行・・・
毎年海外旅行に連れて行く。
元夫が結婚前に約束したが
結婚後、食費もままならない生活で、共働き・・・
家事も育児も妻だとだんだん強くなってしまう。

結婚30年次女の卒業、長女結婚で娘たちの養育費や教育費を稼ぐ必要が
無くなったので、浮いた分、自分のためにドカンと使いたいと思った。
離婚覚悟だったし、元夫は自分のお金を妻娘たちに
使わせないことが一番だった。長女の結婚費用も私が用立てしたが
地味婚だったので残った。それを使った。

2年の間に５回行ったし、離婚後も次女とイタリアに行った。
元夫は１０日ぐらい妻や娘がいなくても平気だった。
自営実家に行ければ困らない。
そこに行けばいつでも食べ物や酒があって
多くの親せき従業員が出入りして当時は大好きなお母さんもいて
寂しくないし、居心地が良かったのだろう

自営実家に行けばいつでも独身モードで
息子・・・子供になれたのだ。
新婚時「俺は変わらない、お前が変われ」
３０年余り、私や娘たちの忠告は聞かず、
元夫は子供じみたまま・・・
甥たちの方が所帯を持って働き者の大人になった。

私は趣味や海外旅行で現実逃避してたし、
元夫は居心地のいい母親のところに逃げてたともいえる。

元夫は、趣味や仕事、育児に夢中の私は嫌いだった。
無職の時、「紐になりたい」と言ったが、お門違いです。
働かない、モラルがない、喘息発作が起きても知らん顔・・・
頼りにならない、いい加減なマザコン男は嫌です。

もう今となると男性と暮らすのは面倒。
趣味もわずかな稼ぎも誰にも、じゃまされず快適です。