過去話４　いい子でいると負担が増えて大変、親戚中で一番貧乏

2022.02.06

カテゴリ：家族

１９６４年
りぼんを初めて見た頃、牧美也子さんの作品は日本が舞台

１９６８年代　わたなべ雅子さんの作品も日本が舞台だが　
イギリスの上流階級のようでゴージャスでした。

１９６６年
りぼんを見るのが一番楽しみだった頃、可愛くて大好きな作品、アニメにもなった。
映画「８０日間世界旅行」を元にしてるようだ。
海外に憧れたし、気球にいつか乗りたいと思ってて５０年後トルコ旅行で叶えました。

１９６７年９月号この表紙の４人グループは　ビートルズ若いエリザベス女王・・・
ロンドン橋、イギリスにも行くことができました。
半日、ロンドンを一人で自由行動し、　念願のナショナル美術館を楽しみました。

過去話
母は弟を産んでから教会に行くことはなかった。
熱心に通ってたのは　男子を望んでたのか？叶ったから行かない？
ほっそりしてた母がその後、激太りした。
小さなパンのため朝食を抜いていた母・・・
レースのベールをかぶり祈る母を美しいと思っていた。

日曜のミサは、私は信者でもないのに楽しみだったし
そのあとのデパートや屋上から米軍基地を見ることも無くなり
一つの楽しみがなくなった。
その分TV視聴やマンガや本に楽しみを見い出して　いたと思う。

母から頼まれたお手伝い、できることはしてたし学校でも私はいい子で、
学級委員を頼まれたり、手芸クラブでも4年生なのに部長になったりした。
家でも学校でも望まぬ負担が多かった。嫌だとも言えなかった。
私は　ピアノが習いたかったが母の望みで　お習字になり
私は嫌で嫌で仕方がなかった。

学級委員の仕事で職員室の出入りが嫌だった。
タバコの煙もうもうで発作のきっかけになり、授業中具合が悪くなったり、
運動会の日、委員長は高いところで見本としてラジオ体操をしなければいけない。
運動は大の苦手、運チ　運チといわれるほど・・・
朝礼の時目が霞んで気を失った事もあった。気づいたら保健室・・・
「使えない子」だと担任の先生は嘆いたし、私はいい子にしてると大変だと思った。

勉強も頑張ったが100点とっても父は褒めない「鼻高になるな」
50点だと怒られ、もっと頑張れ0点はありえない。
父は私にだけ行儀作法がうるさかった。とにかく皇后美智子様が望みだったようだが・・・
母はお嬢様育ちだが基本躾がされてない・・・本能優先でした。

6年の時　手芸部はやめて私は男子ばかりの園芸部に入部した。
親に逆らい、お習字もやめた。
９歳違いの弟を含め近所の幼児たちの面倒を見るのもやめた。

園芸部の男子から少年漫画を借りて見るのが楽しみでした。「００９」とか嵌った。
少女漫画も大好きでしたが、アニメは少年が主役のSFものが主流・・・
とうとう「火の鳥」の載ってる「COM」を買ったり、
お使いのついでに2キロ先の図書館でハイラインやクラークなどのSF物を
借りて夢中で読んだ。
６年の頃が親に逆らい生意気で、自分が一番しっかりしてたかも・・・

そして平屋建ての周辺が2階建てになり、風通しが悪いのか　北側においてても
夏は食べ物が痛む様になり、我が家はやっと冷蔵庫を買った。

貧乏ではない・・・母は食材に関して妥協我慢したことがない。
食べたいものは我慢しない！
父が亡くなったあと15年間一人で5万は使ってるし・・・
当時きょうだい3人お習字を習うことができた。

母から、うちは貧乏！親戚中で1番貧乏！と年中聞かされて来たが
やりくり、節約という言葉を聞いたことがない！
チラシを見て買うこともない。特売で買うこともなかった。
ケチったのは　「りぼん」「家庭画報」が貸本お下がりの古本でした。