エディ来日、ユリ購入、「リリーのすべて」

2022.04.13

カテゴリ：映画

６年前エディ・レッドメインの出演映画を劇場まで見に行った。
R15　日本は暴力表現は寛容だが・・・

ファンタスティック・ビースト３の映画宣伝のため３年ぶりに来日
４０才に見えない若々しさ。
３で初登場の魔法使い役ジェシカさんの可愛こと　ふたりとも笑顔が素敵
この二人が宣伝すると、とっても健全・楽しい映画になってしまう・・・

新しい百合２００円とトルコキキョウ２００円購入

６つの蕾、白のつもりで買ったけど　何色？蕾からして１０センチ以上

残ってたデンファレも一緒にして・・・白と薄紫・・・リリーのすべてのイメージ？

8５年前、性同一障害で　世界で初めて性別適合手術をした夫　　それを伝記にした妻の原作をもとに映画化した作品・・・・

夫婦が画家で　芸術家ということで、映像が絵画の様に美しい作品でした。

美しい景色で始まり、それが夫アイナー・ヴェルナー（エディ・レッドメイン）が描く絵画になる序盤。　この景色が重要な意味を持っています。

妻のゲルダ・ヴェルナー（アリシア・ヴィカンダー）は　肖像画家だが夫の風景画に比べて全く評価は低い。夫婦は結婚6年　子供を望んでるが　いまだ叶わず・・・
この時点では　普通の夫婦のようですが　バレリーナの肖像画の足の部分のモデルを夫に頼んだところ・・・夫は本質に　目覚めてしまう・・・

妻は　お遊びで夫を女装させて　絵のモデルに　するが
その絵が画商に評価されることになり、パリに進出するまでになります。　
でもそのころには　夫は内なる女性リリー・エルベに支配されそうに　なっていました。

愛する夫が徐々に女性化していき、男性の夫は　消えて行く・・・　　
その代りに存在するのはリリー
苦悩しながらも女性化するアイナーを　ひたすら愛する
妻のゲルダの無償の愛が凄い。

異質な者は　変人・精神病扱いの当時、やっと理解のある医者に出会い　
世界初の性別適合手術を受けることになるが・・・

さすがの演技力のエディ・レッドメインは、もうしぐさが女性です。
眼の演技が凄い！！
それと同じくらい、妻を演じたアリシア・ヴィカンダーが複雑な心情を体当たりで演じてました。

命がけの手術に挑むリリーの姿に　性同一障害の苦しさが　よく表れていると思いました。子供を望む姿が　凄く
切なかったです。　原作は　もっとすさまじいようです。
（別ブログの再録）

映画『リリーのすべて』予告編 - YouTube