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カテゴリ:TV
真っ白なところから作品を生み出す作業は大変なことなのです。 今回 改変されたくないマンガ原作者芦原妃名子さんが TV局や脚本家と争った結果、 本業を抱えながら、9.10話自ら脚本を書く選択をした・・・ まだ原作は終わってなかったのだ。脚本家に任せたらキャラが崩壊して 決めてたラストが書けなくなるかも知れない。 脚本は素人の原作者、大変な作業だったと思う。 それを揶揄した脚本家・・・ 原作者は何もない無から有を懸命に生み出してる、 人真似じゃない新しいものを作るって大変な作業。 ドラマ製作者はアイデアを使用させて貰っていることを 尊敬の念で深く自覚すべきだった。 この脚本家 田村由美さんの「ミステリと言うなかれ」 TVドラマ化の脚本も手掛けてた。 お二人は2回も小学館マンガ賞をとってるのに 設定のキャラ変更、無理やり恋愛要素ぶち込み。 大事なキャラが途中退場、全くでてこないことも・・・酷いと唸ったこともあった。 でも菅田将暉くん主演で評判上々、視聴率が良いと演出脚本家が褒められる。 日本では、原作マンガを軽く扱う風潮がある。 アニメ化も酷い作品があるが 実写化は酷いことが多い。 それでも名作になるドラマもある。一部しか見てないが・・・ 「JIN、仁」は原作がマンガだと知らない人もいたほど・・・ 「Dr.コトー診療所」「凪のお暇」「義母と娘のブルース」 「透明なゆりかご」など実写化でさらに感動作になったと思う。 「のだめカンタービレ」は原作もアニメ化も実写化も素晴らしかった。 原作を尊重し、脚本演出家キャスト・スタッフが頑張れば 良いドラマができるのです。 それをおろそかにするとフジテレビの暴走で「海猿」のようなことになる。 テレビ局のドラマのほとんどがまんが原作の実態。 これじゃドラマの脚本家育たないし、マンガを土台の脚本で成功して 勘違いする脚本家が出てきてもおかしくない・・・ 今や映画の興行もアニメが上位を占めてる・ 原作マンガじゃなく 原作童話でも映像化実写化で酷いこともある。 ディズニーアニメ映画大好きだけど、昨今のポリコレに屈しすぎで 悲しい・・・ グリム童話。カエルの王子様 アンデルセン童話大好きなので人魚姫の改変はひどすぎ。 原作にリスペクトのかけらも感じない。 イタリア作家原作のピノキオの妖精は、エレクトリックパレードの先頭にでてくる。 これが実写のあれだと・・・現実的で夢や魔法を私は感じない・ 白雪姫実写化の主役が・・・ 平等を意識するあまり、変な方におかしくなってる。 100作目も 興行成績も思わしくないし・・・本末転倒ではないか・・・ アニメは日本の方が優勢です。 CGじゃないのにこだわってるとか、独創的な所は監督たちのこだわりかも知れない。 だからそこ、お家で見られるマンガ原作のドラマも大事に作って欲しいです。 悲しいことはもう嫌です。 にほんブログ村 |