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カテゴリ:本
今回図書館で借りることができてじっくり読んだ。 さっと立ち読み、垣谷 美雨著「もう別れてもいいですか」 夫から下女のような扱いに長い間 耐えていた主人公の澄子さんは夫の死を願うようになる。早く死んでくれ!このような状態なら離婚すべきだ。将来まともに介護することも難しいと思う。 目の前のテレビリモコンを取るのに2階にいる妻を呼び、酔っ払って 深夜に帰宅、鍵を持っているのにドアを開けさせる。タバコ臭と歯周病と加齢臭のすえたような臭い‥ 私でさえ、こんな夫は生理的に無理!と思った。 閉所恐怖症、夫源病を抱え 末期的症状の夫婦関係なのに離婚できない58歳の澄子さん。 未婚の娘からも「父さんは母さんのこと 虫けらとしか思っていない」とまで言われても別れられない。 お金がないから。離婚したら食べていけないから・・・ 12万のパート代があれば食べていけるのに 問題はお金よりも世間体と夫への情なのだ。 私は世間体や情は無かった.もっと無かったのは 媚を売る事・・・ これが幼少から無かった。かわいい女性ではなかった。 母や元夫から下女扱いで ますます性格も歪んだよ。 この作品を読んで 25歳過ぎは売れ残ったクリスマスケーキ、結婚しないのは親不孝娘とか 私世代の大半の女性は 多少とも嫌な思いをしながら結婚生活をしてきたのだ 夫の死を願うようなら 離婚したほうが絶対良いと思う。 私は死を願うことは無かったが娘たちの父親としてもう少しまともになって欲しかった。 生活費は食費にも足りなくて、娘たちのお金のかかることは ダメダメダメ 男尊女卑、年功序列、経済モラ、酒乱 モラルに欠け赤信号で渡る人、妻や娘がいい思いをすると不機嫌・・家で仕事の私のじゃまをして・・・本心は兵糧攻めにして手籠めにしたかったようだが・・・夫の収入が少なすぎる!!共働きしてやっとでした。 自営で収入途絶えると私の収入を当てにするようになってた。 良いところは兄妹母思いだが逆に 妻も娘たちも私の親族は無視・・・娘たち、よくぐれなかった! 母が勧めた縁談で断ったのに男性側OKで縁談が進んだのだが・・・。 離婚も長い間許されなかった。保証人がいないと家も借りれないのだ。 澄子さんは 老母のいる実家を頼り・・・結果的に 住まいも介護の苦労もなく 離婚できる。 実際はこうは行かない。軽く済ませたのは 今後このテーマの小説を執筆するのかも・・・ 介護は大問題です。祖父母、義父母、実父母を看て 最後、夫の介護・・・ 全部はなくても、どれかは あるのではないか。 愛され幸せそうなお嬢様育ちが 最後の最後で 夫の介護で苦労してるのを知ってる・・・ 介護のことを考えると情だけでは、できない。 差し迫る老老介護・・・介護は妻嫁娘・・・まだまだ女性がするのが当たりまえの風潮 ヘルパーのなり手がない状態だと離婚してないと必然的に主介護者となるので 手続きだけでも 仕事してたら大変だし、介護施設でなにかあったら家で介護になる・・・ それを考えると別居や家庭内別居よりもきっぱり離婚がいいと思う。 長女は最後まで父さんの面倒看てと言ってたが、最後は離婚に賛成してくれた。 それが大きい。結婚してると夫側の親族の分まで いろいろ面倒なのだ。 長女は 6年。私と次女は離婚後9年会ってない。 元夫は、娘の引越し先も携帯番号も知らない・・・ 元夫の介護に関して、夫だけ生前贈与が無かったので その分を夫の介護に費やしてほしい。 嫁に行く娘に自分のお金使いたくないと実践したので、娘たちを当てにしないでほしいが娘に任せる。 次女は 「正式な結婚しなければ介護は 延命不要 葬式墓無用のおかあさんだけにしたいので・・・」 結婚・・・嫁妻って何だろうと思う にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 恋愛・結婚(離婚) ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.08.07 09:45:52
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