薫美☆彩戀 かおるびさいれん

その頃の　心的葛藤は・・・　あんまり覚えていない
もう少し　若い頃のように
お母さんなんて　大嫌いとかという　気持ちはなかった

父が事故してからは　家に戻っていたし
仕事が大変なことも　身をもって体験した

ただ　もう少し若い頃は　表面的には　父が好きだった
都合のいいときに　遊びに連れて行ってくれたり、欲しいものを買ってくれたり、美味しいお菓子やお寿司や・・・
時々買ってきてくれていたので・・・
子供って　そんなことで　騙されるんですね～？
それにそんな触れ合いしか　なかったのでね

身近に　父を世話するようになり　段々嫌なとこも見るようになった

昼間の仕事をする事で　病院にもあまり行かれなくなり　父もリハビリに精を出すようになった
いつも助けてくれる人が　いると　と頼りたくなるのは世の常だろう

続