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テーマ:たわごと(26888)
カテゴリ:何気ない日々
私は、顆粒のお薬を飲む時、オブラートがないと飲めません。
とくに、漢方系の薬がダメ。 なんか、ニッキみたいな味がするでしょ? あれが口の中に残ると、吐き気がするんですよ。 だから、オブラートは必需品なんです。(錠剤を飲めとか言わないで) さて、タイトルの「オブラマン」なのですが、これは私のニックネーム・・・ ではありません。 実は、小学校時代の同級生のあだ名だったんです。 名前は、しげる。 彼はちょっとドンくさい人で、何かとイジメられやすいタイプでした。 女子からも男子からも、少々距離を置かれてました。 そういうのが嫌いだった私は、何かと彼をかばったりしていたものです。 しかし、ある時、「これはかばいきれん!」という事件が起こったのです。 事件の前日、先生は私たちに理科の宿題を出しました。 「お家にあるもので、水に溶けるものを持ってきてください」 私たちは次の日、砂糖やら塩やら粉末のポカリやらを持ってきました。 そして、水道で水を汲んでいたとき、隣にしげるがいたのです。 「しげる、何持ってきたの?」 「・・・これ」 私は驚愕しました。 だって、彼の手にあったものは、オブラートだったんですもの・・・。 「しげる・・・オブラートって水に溶けるっけ?」 「ええ!?」 確かに、オブラートは水溶性です。 水に溶けます。 でも、水の入ったコップにオブラートを入れて攪拌しても、ネットリした でんぷん質が残ってしまうのです。 だから、今回の実験の趣旨とは、ちょっと違ってしまう気がしたのです。 私は、自分の持ってきた砂糖を分け与えようとしましたが、それよりも早く クラスの男子共に見つかってしまいました。 「こいつ、オブラートなんか持ってきてるぞ!」 「オブラート!オブラート!」 「こいつ、オブラマンだ!」 こうして、しげるのあだ名は、しばらくオブラマンでした・・・。 かばおうと思ったけど、オブラマンというネーミングが面白くて(笑) その後、みそパンを知らなかっただけで「みそパン」と呼ばれたりもしてました。 かばいきれなくて、ゴメンよ。しげる。 でも、今でもオブラートを出す時、アノ事件を思い出して爆笑してしまう私です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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