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カテゴリ:凛と生きる
最近の我が家は、息子2人の兄弟喧嘩の後の泣き声で大変です。
次男のりんの泣き声が聴こえる度に、今度は妻の長男を叱る大声が階下から聞こえてきます。 昔、私も一つ下の弟とよく兄弟喧嘩をしたらしいのですが、その回数よりもどうも多いような気がして。。。 《ひょっとして、家を空けることが多い僕のせいなのかなぁ???》 なんて、心の中でつぶやくことが多いのですが、、、 日曜日の今日も、今朝から次男のりんの鳴き声と妻の大声が…。 たまらず私はリビングへ。。。 私:「ゆうき(長男)、なんでりんは泣いているの?」 ゆうき:「だって、りん君がゆう君のおもちゃを勝手にとって遊ぶんやもん!」 私:「ゆうきのおもちゃ、りんに貸してあげてもいいじゃんよ!クリスマスプレゼントでサンタさんにもらったおもちゃなんだから、きっとサンタさんはどこからか見てるよ!あんまりそんなにりん君とおもちゃで喧嘩するんだったら、今度からもうサンタさん、おもちゃのプレゼントくれなくなるかもよ!!」 ゆうき:「え~っ??(泣き声っぽく)、だったらどうしたらいいの?」 私:「りん君と喧嘩するんじゃなくて、サンタさんはちゃんと見てるんだよ!!」 ゆうき:「サンタさんは何を見てるの?」 《ここで私は、うーーーん こりゃ困ったなぁ~と思いつつ、口からでまかせに云ってしまいました》 私:「サンタさんは、ゆうきがいくつ【ありがとう】を集めるか数えているんだよ!」 ゆうき:「サンタさんは、【ありがとう】を数えているの?」 私:「そう、ゆうきがみんなからいくつ【ありがとう】って云ってもらえるような子か見ているんだよ」 ゆうき:「まだ間に合う???」 私:「あぁ、間に合うよ、りん君やママやパパにいっぱい【ありがとう】って云ってもらえるようにしてるとすごいプレゼントがもらえると思うよ!」 ここまで話すとさっきまで泣きそうになっていた長男のゆうきは目がランランと輝いていました。。。 ところが、、、 ゆうき:「りん君、はいどうぞ!!はいどうぞ!!」 そういってはいろんなおもちゃを片っ端から次男のりんに押し付けているではありませんか? 逆に、次男のりんはそれを嫌がって、また泣き出しそうになるのでした。 私:「ゆうき、みんなに【ありがとう】って云ってもらえるには、みんなが喜ぶようなことをしてあげないといけないよ!りん君が喜ぶようなことをしてあげないとね。。。」 そういうと、ゆうきはちょっと頭を悩ませながらおもちゃの部屋にもどっていきました。 そして、大きな箱を持ってきたかと思うと、電車のレールを組み立て始めました。 そしてレールを組み立て終わると、電車のスイッチを入れ電車を走らせ始めました。。。 『シュッポ~、シュッポ~!!!』 電車というより汽車の汽笛みたいな音を出してレールの上を電車が走り出しました。。。 そしたら、、、、 長男のゆうきよりも電車マニアの次男のりんは、 さっきまでの泣きっ面がどこに行ったのか、、、 飛び跳ねて 『電車や、電車や!!わーーい わーーーい』 って大喜び!!! 兄弟2人でレールをまたいで 「トンネルや!トンネルや!!」って大騒ぎ!! 思わず私はゆうきの機転の良さにびっくりしていました。。。 私:「りん、楽しい??」 りん:「うん、楽しい!!」 私:「りん、よかったね!?ゆうき兄ちゃんにありがとうってお礼を云ってごらん」 りん:「うん」 りん:「ありがと」 ゆうき:「ありがと」 さっきまで大喧嘩していた2人が急に仲良くトンネルごっこしながら 電車で遊んでいる様子を見に来た妻もいつの間にか笑顔になっていました。。。 ありがとうって云ってもらえるということは、自分の想いをぶつけることでも押し付けることでもなく、 相手が一番喜んでくれることを考えて行動することだということを、今回のことで長男のゆうきは感じてくれたようです。 少し親ばかっぽいですが、最初は、ありがた迷惑な押し付けをしていたゆうきが、ちょっと機転を利かせて、次男のりんが一番喜ぶことをやってのけたことに思わずうれしくなってしまいました。 感謝 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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