|
カテゴリ:凛と生きる
『竹下!そん時おまえも薬師寺に来い!』
そう言われたのが数か月前でした。 今日は世界遺産、奈良は薬師寺にて、薬師寺創建を発願された第40代天武天皇 (朱鳥[あけみどり]元年(686)9月9日、56歳で崩御)の法要と奉納行事が厳修されました。 その奉納された篠笛奏者、福原百桂氏を薬師寺に繋いだのが、私たちOSS(大分セールスマンスクール)が主催してきた大谷徹奘和尚の法話会だったことがあって、私はその厳かな式典に参加させていただいたのでした。 天武天皇・持統天皇・大津皇子の御絵像 を前に、薬師寺一山の僧侶の方々が集結しお経をあげていかれるのですが、そのお経の声と、弥勒菩薩像、日光菩薩像、月光菩薩像のやさしいお顔からの心地よい波動で、それはそれはうっとりな時間でした。 献香は、香道志野流家元 蜂谷宗玄宗匠の格式高いお香の香り、そこに奉納奏者の福原百桂先生の笛の音、、、、 私は遠く1300年前の奈良時代にタイムスリップしているようでした。。。 、、、ふと目が覚めるように、我に戻ったのは、、、、 なんと、、、、、 天武天皇の御絵像を前にお焼香をさせていただく数名の中に、私の名前が呼ばれた時でした!!! 天武天皇にお焼香!!!!!! 献香された、香道志野流家元 蜂谷宗玄宗匠に引き続き、奉納奏者の福原百桂先生、そしてそのお弟子さん、そしてどこぞやのお偉いお坊さんの次に最後に私の名前が呼ばれました。。。。 天武天皇にお焼香することになるだなんて、、、 遠巻きに座られている一般のご参列の方の視線を背に受けながら、わたくし、天武天皇にお焼香させていただきました。 御絵像に一礼し、お焼香させていただき、こころの中で 「この度はご縁をいただきまして、本当にありがとうございます!」とつぶやいたその瞬間、 私は確かにそこにいた!!1300年前にそこにいた!! そんな感覚になってしまいました。 錯覚かもしれません、、、ただ、、、そう思いたい自分がそこにいたのか、、、 私はいただいたこのご縁に身震いするほどの感動を覚えたのでした。。。 対面同席五百生 数ある中の一生で、もしかしたら本当に私はそこにいたのかもしれないなぁ。。。 そう思うと、今回も大谷和尚の粋な計らいに涙が出る思いでした。 今朝読んだ、塩沼亮潤さんが大峯千日回峰行された奈良は吉野の金峯山寺も、 実は1300余年前に、天武天皇の元年に創立されているのです。。。 何か不思議なご縁を感じずにはおれませんでした。 さきほど宿泊しているホテルに戻って、今日一日の奇跡に感謝しながら、 思いのままにブログアップさせていただきました。 感謝です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|