書家への道。其の壱
プロフにも書いてあるとおり、σ(・_・)は書道が好きで6歳のころから続けています。幼稚園のころ、すでに筆を持ち、落書き程度と、自分の名前を漢字で書けるようになっていました。教えてくれたのは、私の祖父です。σ(・_・)は祖父が大好きでした。字を書くことは好きでしたが上手いかといえばそうではなくむしろヘタクソでした。小学校に入学し、間もない頃。担任の先生が生徒のノートを見歩きながら「男子はみ~んな字が下手だねー」女子から笑いが起こりました。男子は、“うるせぇ”と言わんばかりに黙っています。次の先生の言葉に、σ(・_・)は耳を疑いました。「女子はみ~んな字が上手だけど… 一番下手なのは、林θωθ檎さんね」字に関しては人より先に勉強していたハズなのに、名前を漢字で書けるのに…という悔しさと先生が皆の前であんなことを言うことに、かなりショックを受けました。今思うと、『人生初の挫折』というやつでした。字を書くことがキライになりました。更に、クラスの皆には笑われ、その後“イジメ”まではいきませんが何をするにしても仲間はずれだったり「林θωθ檎ちゃんは私たちと違うから…」と特別扱いされ、結構孤立していました。家族には、そのことを隠していました。昔から体が弱かった為、これ以上は絶対に迷惑をかけたくないと思っていたからです。でも祖父の前では隠せず、思わず涙が出てしまい、全てを話しました。―字に関して否定されてしまったこと、 字を書くことが嫌になってしまったこと―全てを。するとσ(・_・)の腕を無理矢理引っ張って近くの書道教室まで連れて行ったのです。これはσ(・_・)の想像ですが“筆を持つことをやめないでほしい”祖父はそう思ったのでしょう。σ(・_・)は字と向き合っていくことから逃げないようになりました。(未だに字はヘタクソです…((゚m゚;)アレマッ!しかし、クラスでの孤立は相変わらずでした。昔から、精神的ダメージを受けると、すぐ体調が悪くなる傾向がありたまに教室で嘔吐してしまうこともありました。それを冷たい目で見られ、辛い言葉を言われ、また重ねてショックを受ける…そんな忘れられない小学1・2年でした。今思えば…ひとつ言えることは、この『人生初の挫折』がなかったら今のσ(・_・)は絶対、無かった。長くなってしまいましたwこの続きはまたあとで。