テーマ:鉄道(23004)
カテゴリ:私鉄
先日開業20周年を迎えた愛環こと愛知環状鉄道ですが、開業時は100形という車両が使われていました。
100形 posted by (C)りんてつ トリコロールカラーで当時としては派手な塗装でしたね。デザインは公募だったと思います。 100形 posted by (C)りんてつ 赤字ローカル線JR岡多線を引き継いだ鉄道なので安価な車両ということで走行機器は国鉄のお古を流用していました。車内はオレンジ色のバケットタイプのボックスシートが並んでいました。車端部にはテレビモニターがありました。 100形 posted by (C)りんてつ 愛環は初めて開業日に乗りに行った鉄道でした。開業日あんなに混むなんて小学生だった自分には想像もつかなかったですw ちなみに前日のJR岡多線のさよなら列車にも乗りまして、165系のデッキで立ちっぱなしだったのを覚えています。しかし残念ながら画像は残っておりません…。 20年たっても忘れられないのですが、なんとフイルムを装填してないことに気づかないまま撮影していたのです…orz 当時使っていたカメラ、裏ブタにフィルム確認窓がなくて入っていると思い込んで撮っていたのです…。さすがに凹みましたね…。 100形とJR117系 posted by (C)りんてつ 転換第3セクター路線の中ではかなり恵まれた条件だった事もあって順調に客数を伸ばし、平成3年度の決算で累積赤字を解消しました。 地元の生活路線として定着した愛環にひとつの転機が。沿線の瀬戸市海上の森で国際博覧会が開催されることが決定し、アクセス輸送を担うことになりました。のちに会場が変更になったため万博駅建設は流れましたが、万博輸送のための改良工事が行われました。またJR313系をベースにした新型車両2000系も登場、100形は淘汰されることになりました。 100形 posted by (C)りんてつ 100形 posted by (C)りんてつ 万博期間中は4両編成を組んで2000系やJRからやってくる211系「エキスポシャトル」とともに観客輸送を担いました。モリゾーとキッコロのマークが懐かしいですね。 100形と2000系 posted by (C)りんてつ 100形 posted by (C)りんてつ 愛知万博が9月25日で終了し、平穏な時が戻ってきました。しかし、5日後の9月30日、翌日の改正を前に静かに定期運用から退きました。 300 posted by (C)りんてつ 300形 posted by (C)りんてつ 100形 さよなら撮影会 posted by (C)りんてつ 定期離脱から約1ヵ月後の11月13日にさよなら列車運転と北野枡塚車庫内で撮影会が行われました。本当は乗りたかったのですが彼女も同行していたので無理はせずに撮影に専念しました。といっても駅撮りですが。 こうして17年間にわたる愛環100形の歴史は閉じた…わけですが…。 この後一部の車両は陸送で名鉄舞木検査場に運ばれ、生まれ変わって新天地へと赴きました。 えちぜん鉄道6100形 posted by (C)りんてつ 福井県のえちぜん鉄道では現在主力車両として活躍しています!福井へ起こしの際はぜひ乗ってみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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