りんてつのパノラマブログ

こんばんは。バンクーバーオリンピックも残すところ２日となりました。
明日はスピードスケート女子チームパシュートが注目ですね！

今回は愛知高速交通“Linimo”についてです。

2005年に開かれた愛知万博“愛･地球博”の交通アクセスとして開業してまもなく５周年となります。
日本初の磁気浮上式リニアモーターカーとして万博輸送で活躍しました。


09 posted by (C)りんてつ

ＥＸＰＯ特別ラッピングの09編成。


07 posted by (C)りんてつ

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09 posted by (C)りんてつ

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万博長久手会場とLinimo。

“Linimo”は常電導吸引式と呼ばれる方式を採用していますがその礎になったのが“HSSTシステム”です。元は日本航空が開発を始めたものだそうで、日航は撤退しましたがその後名鉄を中心に開発が行われました。


HSST posted by (C)りんてつ

1985年に開かれたつくば博で初めて有人走行を行ったHSST-03は現在オリンピックが開かれているバンクーバーの博覧会でも展示走行を行いました。そして1987年の岡崎葵博'87に際にも展示走行が行われてその時初めてリニアモーターカーを体験しました。
なおこの車両は今も岡崎の公園に展示されているそうなので1度見に行って見たいと思っています。


横浜博89　ＨＳＳＴ posted by (C)りんてつ

その後1989年の横浜博'89で走行したのがHSST-05。今までの博覧会では展示走行という位置づけでしたがこの横浜博では営業輸送となったそうです。

ちょうどこの頃に名鉄を中心とした中部HSSTが設立されて名鉄築港線沿いに大江実験線が建設されました。


CHSST100S posted by (C)りんてつ

CHSST　100L posted by (C)りんてつ

最初に導入されたのが上の車両で後に車体を伸ばして旅客輸送実用化に向けたHSST100L形が作られました。


01 posted by (C)りんてつ

そして“Linimo”建設が決まり、第1編成が先行で大江実験線で試運転が行われました。


01 posted by (C)りんてつ

Linimoの100形はグットデザイン賞とローレル賞を取りました。

万博輸送では活躍したもののその後は予想された通り厳しい運営が続いています。
ピーチライナーの二の舞にならないように祈っています。

5周年記念で1日乗車券を買うとピンバッチがもらえるそうです。イベントもあるといいんですけどね。

近々ひさびさに乗りに行こうかと思っています。


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