カテゴリ:旅行記
車がないと見て回るのは不便なので、Aさんが翌日曜日にホテルまで迎えに来てくれました。
今日はAさんオススメの museum を見に行くことになっています。 それは、Aviation Museum です。 って Aviation なんて単語、耳慣れないし、それなに??って感じですよ。 Aさんは一言でいうと、オタクです(爆) Aさんだけでなく、Bさんも多分、その部類です。見た感じ(笑) AさんはBさんの家族ととても仲がよく、旅行なども一緒に行く事が多いんですって。 Bさんの奥様はBさんと違い(笑)、お店を経営しているだけにハキハキというかしっかりした台湾系の女性です。かっこいいです~。 だんなちゃんはその当時、システム技術者でプログラマーもやっていましたが、その時の同僚なので、さもありなんという感じです。 (だんなちゃんはそれほど凝り性ではないので、「オタク」とはちょっと違うんですが、近いものがある、かもしれません。) Aさんは何オタクかというと、コンピューター、天文、そして空を飛ぶものが好きみたいです。 それで、オススメの博物館も、aviation とか航空関連のしか思いつかないのかもしれません・・・ そして、オタクギャグを飛ばしては、一人で喜んでいる・・というか・・・ 熱燗のとっくりを手にとって「ボルツマン定数が・・・」とか、「ボールの速度がこれこれだから力学エネルギーが・・・」とか言ってるんです☆ 私はあっけにとられ、のちに大爆笑してしまいました。 そういうのも嫌いじゃないというか、自分も、理系男子(およびオタク)の扱いは慣れてしまってるのですよ・・・ いいんだか悪いんだか・・・ でも、Aさんはとても優しくていい人でした!! まじで(Seriously)! 結局、その Aviation Museum に行ったのですが、館員も顔負けの詳しさで説明してくれます。 それから、自分で操縦できるヘリコプターの模型があり、私がやるとただグルグル回るだけなのですが、Aさんがやると、ホバリングしたり、着地点にちゃんと止められたりするんですよ~。 すごっ。さすがマニア。 飛行機に興味を持ったことは一度もないので、私はあまり理解できなかったのですが、どうやら Long Island は航空関連にゆかりの深い地であり、ここで飛行機が育ったといっても言い過ぎではないようです。 だから、この博物館は Cradle of Aviation Museum と言うんですね~。 飛行機の黎明期(?)にセオドア・ルーズベルトが乗った機体がコレ!とかいう展示もありました。 博物館の外観はこんな感じ。 周辺はだだっ広くて、Nassau County College(これもデカイ!)が隣にありました。 展示をみて分かったのですが、この地区は昔、空軍の基地?があったようです。 現在の航空写真に、滑走路の一部が残っているのが見えました。 そして、その記念にこういった博物館が建てられているというわけです。 見回りおよび解説をする館員は、空軍の退役軍人でした。 われわれが日本人と分かると、「私は日本のあちこちの基地に行ったよ~」などと話しに来てくれました。 ======== この museum の目玉は、何と言ってもIMAXシアターでしょう。 プラネタリウムのようなドーム状のスクリーンに、360度というと大げさですが、人間の視野を越える広さの視野の映像が映し出される映画です。 音も臨場感あふれるものになっています。 おぼろげな記憶ですが、むかーし昔、東京ディズニーランドにあった「キャプテンEO」(M.Jackson の)みたいなやつです(爆) 私たちは、ハリケーンカトリーナの被害を描いたものを観ました。 ただその悲惨さだけではなく、自然の大きさ、大切さ、家族のドラマも描かれていてとても引き込まれました。 ちょっぴり酔いました(乗り物酔いするタチなんで) カトリーナといえば、ニューオリンズ。そこで活躍する若き女性ミュージシャン、アマンダ・ショーがかっこ良かったです。 Aさんは天文ファンなので(実は私も子供のころは・・・)、プラネタリウムは行くの?と訊いたところ、あれはにせものだから余り・・・とのこと。 最近は、あまりにショウアップしすぎというか、娯楽的要素が多いというか、天体観測の楽しさを伝えるプラネタリウムは少ないのかもしれません。私も最近行ってないし。。。 ======== えー、展示の内容はほとんど分からなかったので、あとは印象に残ったものについて書きます。 ちょっと話がそれますが、Long Island には、Long Island Ducks という野球チームがあります。メジャーリーグに属さない Independent League なので、アメリカでもそれほど名は知られていないとは思いますが。 Aさんはこのチームの大ファン(オタク)。常に Ducks の野球帽をかぶっています。 なんで「Ducks」なの?(全然強そうじゃないもん)って思っていたのですが、こんなものが展示に!! おんなじ名前じゃん!! 私の調べたところによると、Long Island Duck という料理、というか Ducks があり(北京ダックみたいな)、この航空機や野球チームの名前はそこからつけられているようです。 数年越しのなぞが解けた、かもしれません。 さて、その 野球の Ducks ですが、2004年にそのリーグで優勝したんですって!! 私もだんなちゃんも、「それはすごい!!」と喜んでいたら、翌日、Aさんが、2004年の優勝記念トロフィーをお土産に下さったんです。 ええ~っいいの???ファンにとってはすごく大事なものなんじゃ・・・。 と思いましたが、ありがたくいただきました。 私がこちらにいるのは、ちょうど野球の試合がない時期なので、見にいけなくて残念です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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