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テーマ:心の病(7246)
カテゴリ:哀しい出来事
クリスマスに妊娠がわかり、食べ悪阻も落ち着き始めた2月中旬の3ヶ月検診の時、
わが子に先天性異常があることが判明。 エコーに映るわが子はいつものように足と手をバタバタ。 こんなに元気なのに・・・ 異常があるなんて、私には理解出来なかった。 無頭蓋症という異常。 頭蓋骨の一部が作られない病気で、お腹の中で生きられても、 生まれてきてからは生存率0パーセント。 治療法が全く無いというのです。 母体へのリスクを考え、1日でも早く「出産すること」をすすめられました。 出産といっても・・・、産まれたら亡くなってしまうなんて。 葛藤しました。 生きられないとわかっていてもお腹の中では長い間生きさせてあげたほうがいいのか。 それとも、医師がすすめる通りに早くお腹から出してあげたほうがいいのか。 旦那と両親にも相談し、 私の身体が一番大事という結論に。 とても辛い選択だったけど、ごめんね・・・とお腹の赤ちゃんに謝りました。 病院へ覚悟を決めて行ったものの、前置胎盤と診断される。 今、出産の処置を加えると、胎盤に傷がついて大出血を起こすリスクが高いということ。 一日でも早く・・・・ という言葉を信じていた私もこの事実に愕然。 3週間経過観察となりました。 そして、3月25日。 18センチ、110グラムの女の子を出産しました。 でも、ごめんね。 生きて産まれてこれなかったみたい。 痛かった? つらかった? そう思うと涙が出ます。 入院に至るまで、この事実に向き合うことが出来ず、 陣痛以外の処置の痛みに耐えなくてはいけないつらさばかりが頭をかけめぐり。 痛みを乗り越えた今、この手で生きている赤ちゃんを抱くことが出来なかったことに、 悲しみを覚えます。 初めての出産、恐怖ばかりがあったけど、 私の赤ちゃんに会えてよかった。 しっかりお別れが出来てよかったと思っています。 泣いてばかりいないで、元気に生きていかなきゃね。 あなたがお姉さんに早くなれるようにがんばります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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