テーマ:最近観た映画。(40112)
カテゴリ:その他
というわけで、「それでもボクはやってない」、今日は無事見られました!
ヽ(゜▽゜*)乂(*゜▽゜)ノ バンザーイ♪ 徒然草のカルチャーの後、チケット売り場に行ってみたら、今日はまだ席があった! 夫も「もしかしたら時間こじ開けられるかも…」と言っていたので、とりあえず「席、今日は大丈夫みたい」って電話したら、「じゃあ、行く!」と(笑) で、先にチケットだけ買っておきました。 そこで気がついたんだけど、昨日は水曜日でレディースデイだった! それで満杯だったのかも? (でも、他の映画は大丈夫だったんだけど) なので、昨日に比べたら(私は)高くなってしまったんだけど、ま、いっか。 なんせ「なんちゃって女子大生」で、学生料金で買えたし(爆) で、感想ですが、ネタバレになるといけないので、あんまり詳しいことは言いませんが、 とにかく、よかった!!! 見て、絶対損はしない!!! ってか、一人でも多くの人に見て欲しいです(キッパリ)。 周防監督11年ぶりの映画と言うだけあって、そして取材と制作に3年半かけたと言うだけあって、すごくいい出来でした。 何というか、一つ一つにすごくリアリティがあるのです。 これは、相当、取材や研究をしたんだろうな、と思わされました。 うちらが、弁護士ものや法廷ものを見ると、大抵、ツッコミどころ満載なんです。 ほとんどはテレビドラマですが、夫と二人で見ているときはもちろん、一人で見ていても、思わず 「そんなん、言わへんわ!」 「こんな行動ありえへんし!」 「弁護士って、探偵とちゃうし!」 と、1時間に10回以上は言っているような気がします。 それくらい、大抵のドラマは、現実と解離している箇所が多いのです。 ところが、「それボク」に限っては、ほとんど突っ込むところがありませんでした。 それどころか 「(^^)(--)(^^)(--)ウンウン これ、いかにも言いそう」 「ああ、検察官だったら(裁判官だったら)これくらいのことしそうだよね」 等々、思わず感心してしまうところが、何箇所もあったくらいです。 (もちろん、心の中で) それに、すごく細かいディテールにまでこだわって、「本物」に近づけようとしていることも、よく分かりました。 例えば、法律事務所の様子とか、弁護士の細かい行動とか、ほんのちょっとした台詞回しとかにも、それは表れていました。 画面には現れないところにも、すごく凝ってそうだった。 例えば、弁論要旨とかも、全文きちんと用意しているんじゃないかな?とか思ってしまいました。 (本編では、朗読のほんの一部分しか登場しないのですが) 役者さんがまたよかった! 主役の加瀬亮さんはもちろん、 ・弁護士役の役所広司さんと瀬戸朝香さん ・母親役のもたいまさこさん ・友人役の山本耕史さん ・裁判官役の正名僕蔵さん ・被害者役の柳生みゆさん その他、みんなよかった。 個人的に一番よかったのは、交代後の裁判官役の 小日向文世さん でした。 相当研究したんだろうな。 そして、現在の日本の刑事裁判の現状・問題点が、本当によく表れていると思いました。 これを見たら、きっと何かを考えさせられると思います。 というわけで、☆☆☆☆☆のお薦め。 お時間のある方、ぜひぜひ見に行って下さい。 否、お時間のない方も、無理に作ってでも見に行って下さい!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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