りれこのワンダーランド

小さい時の二男は、体中にアトピーが出ていて、
本当にかわいそうでした。

道で会っただけのよそさまに、
「かわいそうに～お薬ちゃんと塗ってるの？」
などと、お叱りを受けたりしたものでした。

毎日接していると、そんなに気にならなかったんですけれど、
今、昔の写真をみると
顔じゅうかさぶただらけで・・・
かわいそうだったな・・・と
思います。

でも、小学校で急に体格が大きくなったころから、
顔のかさぶたはとれてきれいになって、あれこれ言われることはなくなりましたが、
ぜんそくでかかった総合病院で見とがめられ、
6年生の時には、
アトピー入院をさせられたりして・・・
闘いは続いていました。
皮膚科には、顔がきれいになったくらいから、
通うのをやめてしまっていて、
新たに総合病院で処方された手当をしていましたが、
結局足首から先だけ、どうしてもきれいにならず、
靴下が血だらけになることもしばしば・・・

でも、

小さいときから、ステロイドは、あまり使っていませんでした。

自分の力で治さないと絶対に治らない

と、思っていたので、
小さい時には、
竹酢液いりのお風呂などには入っていましたけど、
あとはあまり熱心に薬つけをしていませんでした。

幼稚園時代には、
クラスメイトに気持ち悪いといじめられたり、
小学校では手をつなぐのをいやがられたりとかもありましたが、

昨日、ふと、

「そーいやー最近、足がすっごくきれいになったんだよね～
　一回ずるずるにむけて、それを耐えたら
　きれいになった。」

と足を見せてくれたのです。

きれいな普通の肌色になっておりました。

まだまだ保湿などは、するほうがいいみたいですけれど、
いわゆるアトピーの赤むけした肌は
なくなっていたのです。

ある時気付いたらきれいになってた。と言います。

自然な治癒力を信じて辛抱強く待った甲斐があったね・・・
と、ほめたのですが、
本人は本当によく闘ったと思います。

時期がきた。
というだけなのかもしれませんが、
きれいな肌を取り戻し、自信をもっていってくれたらいいと思っています。

入試まであと３０日余り
肌にわずらわさられることなく、
勉強してもらいたいものです。