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カテゴリ:感動したこと
朝から天皇・皇后両陛下の記者会見を拝見し、終盤で感情がこみ上げて言葉に詰まる天皇陛下のお姿に、じ~~んおふたりがお互いを思いやる言葉のはしはしに、熟成された愛情と高潔な人格が感じられ、誇らしく思う。控えめで慎ましやかな中にも、確固とした意思を持ち表現できるおふたり。制約が多い中、意思とのバランスを取りながら懸命に努力してらっしゃるのだろう。海外でも高い評価をされるはずだよなぁ。
夜からのNHKの特集番組も、上記のようなご夫婦のお人柄がよく判る公務のエピソードがちりばめられていて、とてもよかった。天皇陛下が田植えの儀式に伴い稲作をするまでは知っていたが、まさか、蚕に食べさせる桑まで皇后様が御自ら育ててるとは…あれを見ると、ご夫婦にほとんどプライベートは無いに等しいのではないかと改めて感じる。 それにしても、記者会見ではない、日常生活においても美智子様のお話しになる日本語のなんと美しいことか…。 声質、発声、抑揚、トーン、間の取り方、言葉の選び方、全てが完璧だ そして、一切の間違いようがない正しい敬語の使い方も(当たり前だが)、素晴らしい。とてもナチュラルに使っているので、ところどころがオリジナルの表現になっているのがまた微笑ましい。私は、皇后様に加えて、中山恭子さんの喋り方もとっても素敵だと思う。彼女の場合、あのイメージに似合わず、酒豪+辣腕のキャリアウーマンということなので、そういうギャップもとてもイイなぁ。 感化されやすいので…せめて、仕事上では主語を「わたくし」で死守したいと思ったわ(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年04月11日 00時11分37秒
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