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カテゴリ:育児
飼い主の先輩や友人が、あいついで癌になったという。
一緒にフィールドにでたこともあるので、私もよく知っている2人だ。 ひとりは、1月に赤ちゃんが生まれたばかり。 その大変さを思うと、とても苦しい。 有明のがん研究所では、子供は、病室に入れないというので、奥様だけ、クルマに乗せて、面会に行くお手伝いをした。 キャンサー=癌=かにだから、蟹のマークというのが、ちょっと抵抗がある、がんセンター。 でも、父が癌で入院した和歌山医科大学となんだか雰囲気が似ていたので、どこか懐かしくもあった。 しかし、やはり命に関わるがんセンター、重苦しい雰囲気に触れ、その後私は、しばらく悪夢にうなされていた。 ほっとしたのは、ふたりとも、手術は成功し、命は助かりそうだという希望がみえてきたからだ。よかった。。。 ひとりは、顔の半分の肉をすっかり削り、骨も削り、ひとりは、舌をきり。。。。 スキルス胃がんや、膵臓がん、肺がんのように手術後の生存率が極めて低い癌がある一方で、治るがんもたくさんある。同じ癌という名前でいいのかなと思ったりもする。転移はないようなので、ほんとうにほっとした。 診断がおりたら、即、一定の金額が支払われる がん保険がとても役にたったと、彼のブログに書いてあった。 結婚してすぐは、思いもかけなかった出費が、子育て中にはある。 ましてや、家族ががんになったら。。 病院にいくために子供を預ける費用、交通費、そんなものが一気に必要になってくるんだ。。と初めて実感を持って感じた。 いま、飼い主が倒れたら、私と一緒に何かあったら、子供はどうなるんだろう。。 そういうことも、もっとオーガナイズしておかないといけないのだ。。と、思った。 飼い主は、がん保険に入っていなかったので、あわてて手元に申込書があるものに加入した。 それでも、3月になるまで、契約は始まらない。とりあえず、加入しておいて、そのうちにじっくり保険を検討しなおして、不要なものは、やめて。。。 以前、ファイナンシャルプランナーのもとで、アルバイトをしたことがある。 外資系の保険勧誘員の資格も、そのときにとったのだけれど、 自分のこととなると、想像力が欠如というか、子育てのイメージを、子供ができるまえにしておくことは難しかったこともあって、のびのびになっているのを反省。。。 さて、話題ががらっとかわって、こどもの性教育。 赤ちゃんが生まれたばかりのおねーさんをクルマに乗せて走ることになったので、それを息子に伝えると、「赤ちゃんがいるの?ベットでかさなりあったの?」と言っていた。 彼には、助産婦さんの性教育講座をうけさせたあと、本を買って読んでいた。 露骨じゃないものがよかったんだけど、それが廃刊になっていたので、 どうしてあかちゃんはできるの この本を読みました。 かなり露骨ですよ~(^^;) でも、子供は、すっと受け止めるのね。 受け止め方が、いやらしくないから、こっちのほうが、なんで普通に性教育をしてこなかったんだろうと不思議に思えるくらいです。 「精子と卵子が」とか、説明してくれますし、私が生理中、本にあるみたいに「血がでてきてて、お風呂に一緒に入れないから、とーちゃんと入ってね」というと、いつもは、かーちゃんがいいとかだだをこねるのに、気をつかって、すぐわかった!と言ってくれたのには、びっくり。 こんなふうに男の子が小さい頃から、生理中の女の人をさりげなく気遣えるのは、すごく大事なことなんじゃないだろうか? 年齢的に、まわりとけんかしたり、トラブルをおこしたり、結構悩ませてくれる息子だが、あまりの優しさにびっくりしたのでありました。ビバ!性教育! もっかのところ、「女の人が上なんだよね~」と誤解している(絵ではそうなっている)のが、唯一の悩みどころか?「そーでもないんだけどね~」なんて、母はどぎまぎ。 毎晩の絵本読みで、なるべくその本を持ってこないように祈ってしまっている小心者の母であります。 きちんとした教育を受けてこなかったのって、親になっても響くものなのねー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年01月19日 13時04分05秒
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