あんどうりす　の　りす便り

災害時の連絡方法としてよく紹介しているのは、これ。
あらかじめ携帯のIモードなどの災害伝言ダイヤルに、地震ではないときにアクセスしておいて、メールアドレスも登録しておいてほしいということ。

それだけでなく、こちらもおすすめ。
緊急地震速報は、来春から携帯に搭載機種がでるという動きがあります。
最大１０秒前にわかれば、いろいろ出来る事があります。

家からでるか、家が安全なら、机などにもぐっておくか。
こどもを抱き寄せておくこともできます。


緊急地震速報は、以下のサイトから、個人でも申し込みができる（気象庁の許可がいる、ウィンドウズのみなどの制約はあるが）の

ウェザーニュース

ただ、突如、その日がきてしまっても、あたふたとするだけになってしまう。
月１００円かかるが、上記サイトが携帯上で、地震速報サービスや、雷情報サービスを行っている。地震は、地域を特定しておいたり、震度を設定しておくと、全国の地震発生を瞬時にメールで知らせてくれる。
こどもを職場や住まいと遠い場所に預けているなら、その地域の地震情報を登録しておけば、自分の地域で地震が体感できなくても、すぐお迎えにいける。

地震だけでなく、同じサービスの中で、雷雲が近づいたり、雨雲が近づくとメールが入る。
洗濯物を干しっぱなしでおでかけなんて、しょっちゅうで、夏等、家のほうだけ雨にたたられていたりすることもあるので、メールがきたら、すぐ帰って洗濯物をとりこむことも可能で、なかなかよいです。

ただ、雷は鳴りだしてから、メールがきたり、雨も降り出してからメールが来る事があります。
五感の補足に使うと、相乗効果で、五感が磨かれる気もします。
台風の進路や、天気図の読み方もメールしてくれるので、おもしろいです。

また、これに登録しておくと、日本中、こんなに地震だらけなのだーと認識が深まるでしょう。
各地で地震がおこるたび、あと１０秒、あと５秒で何ができるか自問するなど、イメージトレーニングをするをこともできます。

うちでは、アラームの音を変えているので、メールが届くたび、息子が地震だよーと教えてくれます。

夏場は、特に、水遊び中の急な雷雨など、危険な場合もあるので、お試しで登録するにはもってこいの季節かなと思います。

さて、防災講座
以下の日程がきまっています。
お近くでしたら、どうぞいらっしゃってくださいませ。

8/27　池袋サンシャイン　THE NORTH FACE

お申し込みはこちら
　　9/10　船橋ららぽーと TNF
　　お申し込みはこちら

９月２１日　東久留米　中央公民館
１０月２２日　名古屋（予定）

ヒロシマの事。。
引越しでヒロシマに移り住んだとき、こども心にびっくりしました。
ケロイドの跡が残る方をみかけたからです。
戦争は、昔のことだと思っていたけど、現在進行形なんだ。。。

ヒロシマでは原爆の教育が熱心に行われています。
転校生の私は、東京ではなんで教えてくれなかったんだろうと思い、見る事きく事が驚きの連続でした。同級生は、夏になるたびに平和教育が行われるので、「またかー」なんて声もけっこうありました。クラスの本箱には、はだしのゲンがおいてありました。

中学生のとき、班の自由学習のようなもので、原爆資料館に見学に来る、外国籍の人にインタビューしたりしてみました。

「兵士だから、意見はいけないんだ。でも、みておかなきゃいけないと思って。」

そう答えてくれたアメリカ人が印象的でした。

私は、たくさん映画もみたし、原爆資料館にはトラウマもあって、もう入りたくないし、はだしのゲンも、読みかえすのが怖いです。

でも、どんなことがあっても、戦争だけはおこしてはいけない。。。
そう思う気持ちは、ヒロシマに引越して、はじめて芽生えて、今もかわらず持ち続けています。

こわいし、嫌だったけど、知っておいてよかったと思っています。

自然災害では、多くのひとが、防災ということで、助け合えるのです。
戦争という人災も、防いでいけますように。。