あんどうりす　の　りす便り

年少組が、集団で！、こっそり園の庭のはずれのほうで、連れションをしていたらしい。
いままでもしていたのか？それとも、お山で目覚めたのか？それは謎だが、
みつかって、先生にこってり怒られたそうです。

息子なんかは、首謀者ではないかとにらんでいるのですが、
「園の庭でおしっこしたの？」と、お迎えのとき、開口一番に聞くと、息子、激怒。
そして、大泣き。
「もーかーちゃん、やだ！いわないでよ！！！！」だってさ。

他の子は怒られてすぐだったからか、お迎えの時から泣いていたりしたのだけど、息子だけしれっとしてニコニコしていたから、聞いてみたのだが。。。

しかられたのが、だいぶこたえたようですね。
あのしれっとは、ばれない為の演技だろうか？なかなか策を弄するようになってきた気がします。

息子ではないらしいが、やってないと言い張っている子もいたそうで、他の子がしかられているとき、「山の神様がみてるんだよー」と言われていたら、その子が突然、泣き出し、「もうしません！」と、口をわったとか（笑）

笑ってはいけないけれど、なんだか、真剣な子どもたちが、かわいくもあります。
パパに絶対いわないでという子もいるなど、みな深く反省して傷ついているのね。。

こうやって、悪い事して、しかられて、みんなで考えて大人になっていくのかなあなんて、思いました。それがまたかわいいなあ。一生懸命で。

帰り道、ふと、息子が思い出したように、一言、
「かーちゃん、どーして　おしっこしたの、知ってたの？ずっと園にいたの？みてたの？」

「かーちゃんは、山の神の仲間だから、何でも知ってるんだよ」

と言えば良かったなあと、とっても後悔しています。
将来にわたって、悪事を防止する効き目があっただろうに。。。

「わかっちゃったんだー」とだけ、夕焼けをみながら、手をつないで、答えました。