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あんどうりす の りす便り

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2010年03月22日
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卒園式が終了しました。

ひとりひとり個性的で楽しい園だったなとしみじみ思いました。

園で嫌だったことの感想をいわせると、みんながこの子にいじめられたと主張するA君。

 でも、男の子はみんなA君が大好きだから、近づいていっては叩かれちゃう。

手はでちゃうけど、とっても懐が深く魅力的な子なのだ。

他方で、正義の人のB君。

いつもみんなをよく観察していて、嘘がきらい。

 子どもの嘘だけじゃなく、大人のきれいごとも、すぐ見抜いちゃう。

先生が、卒園式のためかちょっと誇大に、今年の子たちは、

卒園の絵本制作を嫌がる子はひとりもいなくて。。。

と、いうと、ひとり静かに首をふっていた(笑)

 この子達はおとなにとって都合のいいことを必ずしもするわけでは

ないけれど、お互いあいつはああいうやつだと認め合って、 

怒られたり問題をおこしたりしながら、楽しそうにすごしている。。

いろんな子がいて、おもしろいなあと思わせてくれる子ども達でした。

 

さて、みなさん、マシュマロテストってご存知ですか?

1960年代にスタンフォード大でミシェル博士が行った心理学テスト。

 この結果を契機にアメリカでは、IQテストが廃れ、かわって

感情(Emotion)をコントロールする

EQテストが行われるようになったという、教育界に一大センセーショナルを起こしたテストです。

 検索をかけるとたくさんヒットするので、どれが正確な情報なのかかえってよくわからないので、私も正確ではないのかもしれないのですが、概ねこんなかんじです。

 4歳児を部屋(実験室)にひとりおき、皿にもったマシュマロをみせて、いまから、私は(実験者は)買い物に15分でかけなきゃいけないけど、15分我慢できたらもう一個プラスしてあげるよといって、子どもを残してでかけたとき、その子がお皿のマシュマロを食べずに我慢できるかテストするもの。

 で、結果は数十年後(どの情報が正確がわからないので )食べちゃった、我慢できなかった子は、いわゆるいい学校に行けなかったとか、高校での学力が低かった、我慢できない子のうちの一部はキレやすくストレスによわかったなど、検索の情報だけでは私にはまだよくわからないけど、よくある引用ではその後の人生に  「劇的な差がうまれていた」  そうです。(どう劇的か具体例があまり理解できていないのですが)

 教育の根幹となっているようなこのテストに対し、批判したいとか、サンプル人数がどうなのかとか、そんな事をいいたいわけでは 全くなく、自制心が大事というメッセージもとっても大切なことなのだけど。。

 

だけど、私の中では、この食べちゃった子をちょっとかばいたくもなってしまうのは、何故なんだろう。。と思っています。

 

私のタイプとしては、絶対食べなかった。つまんない優等生タイプだったから、だからちょっとそれを否定したいような気持ちもあるのかな?

 食べる衝動をおさえられないのは、立派なマシュマロパティスリーになっていたかもしれないのに、我慢できない悪い子みたいにラベリングされてしまうのは、不憫な気が、どことなくあるのです。 

 

実際、このマシュマロの話、子どもに自制心を持たせるべきという目的で引用されるのですが、派生効果として、4歳前後のこどもを持つ親のほうに対して、キレやすく、自制心を失わせる事に絶大な効果があります。

4歳児、いうことを聞いてくれたり、聞いてくれなかったり。。

わかっているけど、やってしまったり、試行錯誤の時期にもみえます。

そして、この話を聞くと、子どもの決して成績のよしあしだけが人生じゃないと思っていたとしても、親はかなりあせってしまうようです。

 

うちの子、全く我慢できてないじゃん!!って。 

 そして、どうして我慢できないの!!って、話を知った後に突如怒りたくなっちゃったりしてね。。 急にがみがみかーさんになるので、子どもはびっくりです。

 もちろん、この話しの引用は、親が怒らずにキレずに、こどもの話をきいてあげましょうという文脈で、 書かれていることが多いのですが。。。

 

くどいですけど、この話を否定しようとかそんなつもりは毛頭ないのですが。。

 

私はマシュマロが嫌いだから、絶対食べないけど、置かれているのが本だったらどうだったんだろう。

おもしろそうな表紙の本。実験者にわからないようにチラ見したかも。

 

本を我慢できない子でもEQは低いだろうけど、学校のテストの成績が後日悪くなるのかな?。。。

 

あ。。。もちろん、批判しようと思っているわけではないんですーーー。。

 

そういえば、学者になった子を持つ母の話を聞いた時、お母さんが傷ついた小鳥を触っちゃだめだよ。死んじゃうからねと しっかり言い聞かせて場を離れたとき、それでも見ちゃって死なせてしまった話しをふと思い出しました。親はどうしてあれほどいったのに!!!とものすごく怒ったけど、子どもはどうしても見たかったとその時は答えたそう。その後、学者になって、ああ、そういうことだったのかと親は後からその時の意味に気づいたとのこと。。

学者さんは、確かに、IQはあるけど、社会性がないとか、EQはないとか、いわれそうなタイプですね。でも、後日のテストの結果はよさそうだな。。

 

あ。。またやってしまった。いえ、全然批判したいわけではないんですーーー!!

 

と、何をやっているのかと思われるのかもしれませんが、このところ、よく耳にするのです。このマシュマロテスト。。

 

教育界、子育て関係で流行っているかんじです。

だからそれにたてつこうとか、意義を述べるとか

そんなのでは全然ないのですが、

 

どこかなにか私の中でなんとなくおそらく腑に落ちない感覚があって、

どうも、そこでマシュマロを食べちゃう子を抱きしめたくなるような衝動のような気がしつつも、それが何だかよくわからないのですが、

みなさんはどう感じますか?いろんな人の気持ちを聞いてみたく思っています。 

 

 

 






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Last updated  2010年03月22日 09時21分43秒
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