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あんどうりす の りす便り

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2010年07月04日
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白金台のインターナショナルスクールKspaceで大人気の音楽の先生ハダール先生と、デイビット先生をお呼びして、とっても楽しい音楽イベントをしました!!

ジャンベというアフリカの太鼓が部屋中いっぱいになって、みんなで叩いたよ。
単純なリズムなのに、ものすごく陶酔感。

そもそも最初に、お散歩マーケットにハダールたちと一緒にでかけたとき、
飯能市の手をつなぐ育成会の代表のKちゃんと、出会ったのがきっかけ。
Kちゃんと一緒にいる、くーちゃんを見て、ハダールが是非、彼女達と音楽イベントを
させてほしいと話してくれたのです。

ハダールによると、彼女達は神様に近いエンジェルなんだ。だから彼女たちから
パワーをもらいたいんだ。。

ということで、Kちゃんに申し入れ。

Kちゃんによるとギフテッドチルドレンの親達は、そうではない子と
一緒のイベントはつらいとのこと。同じ会場にいるだけで苛まれて、
でもこどもが他の子どもたちと一緒にいる機会を奪いたくないから
じっと耐えて笑顔になれないから、本来ならこういうイベントも
断るのだとか。

名前からして、しょうがい児と健常児。。なんて辛すぎるよね。
なんでこんな呼び方しかないんだろう。

でも、エンジェル!!エンジェルって呼ぶ響きの新鮮さ?(あやしい宗教ではありませんからね。念のため)
とハダールの熱い想いが私たちにも伝わって、
まあ、どうなるかわからないけど、とりあえずやってみようよってことになりました。

エンジェルたちは恥ずかしがりやだし、あんまり集まらないかもという予想に
反し、大盛況。

地元の音楽好きの人たち(富士ロックフェスで有名な ケンゴさん
天覧山、多峰主山の自然を守る会の浅野さん)、狭山市養護学校の職員の方、
ハイチ地震に対し、何かできないかとTシャツをつくった地元の
若者のおにーちゃんたちをも巻き込んで、なんだかよくわかんないけど愉快な集まりに。

Kちゃんとは、やりたい人たちがその場で集まってくっついたり離れたりできるような
子育てユニットということにして、「ふわふわ」をつくることになりました。
そのイベント第一回目イベントということにしようとしました。

ネーミングは大事だよね!

会場いっぱいのジャンベの音に圧倒されるこどもたちだけど、くーちゃんはノリノリ。
上手に歩けないけど、よだれはいっぱいでちゃうけど、にこにこして、イケメンの
ハダールやらおにいちゃんたちと楽しそうにしていたよ♪

くーちゃんのイケメン診断はあいかわらずだな~。

ハダールはあんまり日本語は話さない。英語の先生だからね(笑)
だから参加者みんなが、感性で話す内容を理解しようとする。

デイビット先生は日本語が上手。そして、日本人よりも日本の鳥のこと、よく知っている。
日本名と英語の名前が、具体的な名前ででてくるのがおもしろかった。鳴きまねがとっても上手。
鳥の話ができる人がまわりにいないから嬉しいっていってくれたよ。

Kちゃんが言っていたけど、普段は自分たちがマイノリティであることをすごく意識しているけど、
インターナショナルな場面ではみんなマイノリティなんだって気づきがあったって。

だから、個性と個性のおつきあい。
原始的な打楽器と原始的な共感を得られたかんじ。


helloとお互いいいあって、名前を呼んでいったり、STOPでみんな一斉にストップしたり。
ハダールはみんな好きにしていていいんだ。
ばらばらでも、同じ事しなくてもいいから、楽しい気持ちでいること、それが一番大事。
そういっていたので、みなで一緒にやることはすすめていなかったのです。
でも、みんながストップしたのです。

赤ちゃんも聴覚しょうがいがあるお子さんも、みんなで!!
感動。リズムとストップ。それだけで、できた~~って感じですごく楽しい。
打楽器が身体に響いて、大人もリフレッシュ。本物はすごい。
そして、気取らなくていい本物だからこそ出来たミラクル。

動物の真似をしたり、走ったりゆっくり動いたりあっという間の2時間でした。

ADHDと診断されている、Rくん。
すぐにジャンベの音があわせられる。ずっと音に聞き入っている。
先生2人、アメージング!!って叫んだのもよくわかるほど、素人目にみても、
ものすごく音楽の才能があるのがわかりました。
エッジでの弾き分け、大きく出す音、なんだか完璧なのです。


終わってから、「上手だよ。アメージング。すっごい!!」と先生に誉められてれるRくん。
打楽器はおうちにある?と聞かれて、ないというと、ハダール先生が
手彫りのジャンベをプレゼント。これは他の人から先生がもらったものだけど、
今日からは君のものだよ。。って。

楽器がRくんを選んでいるようなそんな気がしました。

お母さんにも、「すごく才能があるから、音楽をさせてあげてください」って
先生たちからの話。お母さん、びっくりしちゃってました。

この子が生まれてからこんなに心から誉められたのは、おそらく初めてだろうって。
ずっと、出来ない事ばかり目について。。衝動的になってまわりから怒られてばかりだったって。

勉強ができないってことで、音楽もそんなに評価してもらえてなかったとか。。
それには、私たちのほうが驚いてしまうくらいです。

この子が生きる道、なんでもいいからみつかってほしい。。

そうお母さんはいいました。
それは、どの親の子どももきっと同じ想い。
この世の中で、たとえ、よい子といわれる枠の通りに生きてみた所で幸せは約束されていない。

どんな子でもその子の個性が認められ大切にされるような、
多様性を受容(Diversity & Inclusion)していける、
そんな社会を大人が作っていかないとなあと強く想いました。

Rくん、みなが帰った後も、会場脇のデッキでひとり無心にジャンベをひいていたんだって。
詩人でアーティストなKちゃんがいうには、Rくん、
いつもと違う表情で、自分の真実を見つめているような深い瞳だったって。

その様子をハダールに伝えたら、ハダールからの伝言がまたあって、
ママに伝えました。

彼はスペシャルボーイだから。good byはいわなかったんだ。
彼のこころの中にスピリットをおいてきたから。
また会おう。そしてその時まで毎日楽器をひいていてほしい。
つらいこと、悲しいこと、楽しい事、全部ジャンベにぶつけてみて。
ジャンベからも返事をしてくれる。音楽で会話ができる。
音楽はあなたの薬にもなる。
ママも彼の才能の理解してあげて。
(りす意訳 英文で書いた方がニュアンスが伝わるはずなんだけど、
英文で覚えてなくてごめんなさい)

ママはメールを永久保存してくれるそうです(^^)
泣いてしまったって。

ギフテッドチルドレンたちは、才能をのばしてあげればいいというけれど、
何が才能か、わからない。親に音楽の才能がなければ、こどもにどうしていいかも
わからない。お稽古ごとも難しい場合も多い。

才能と、プラス必要なものは、それを最大限ひきだせる大人の能力。
それがとっても必要なんだなあと思いました。

いろんな面で、ほんとに、エンジェルパワーか???!!と思うような
ミラクルで素敵な集まりになりました。

参加してくださったみなさま感謝です。
人数が多かったためたくさん募集できませんでした。また、次回ができるように動いていきたいです。

すっごい素敵なドラマがいっぱいあったので、これはマスコミリリースすればよかったと
あとで反省しています。次回はがんばりま~す♪












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Last updated  2010年07月04日 15時48分50秒
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