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カヌーの予定だったのだけど、台風や雨で、行けず。 都心と違って混雑していないし、こじんまりとした水族館が このところのお気に入り。 なかでも 和歌山県立自然博物館 学芸員さんが、気軽に話しかけてくださって(たまたま?) ものすごくおもしろい体験になりました。 ちょうど、前日、イワシとアジがちっとも釣れず、あまり食用ではない ネンブツダイを唐揚げにして食べたところ&京大白浜水族館で、 ネンブツダイとクロホシイシモチが そっくりなことが気になったので、聞いてみた所、 同じテンジクダイ科で親戚としての似た行動(稚魚をオスが口の中で育てるところ) や、ネンブツダイのほうが、クロホシイシイシモチよりもおいしいという、 辞典には載っていない情報から、とっても詳しくおもしろくお話してくれました。 学芸員さんのお話って、豊富な話題でこんなにおもしろいものだったのですねー。 巨大な施設の水族館よりも、おもしろくて身近な学芸員さんがいる 水族館が近くにあればとっても楽しいのになあと思いました。 9月にはテントをもって宿泊観察会があったり、 わくわくするイベントも盛りだくさんです。 ほんと、近くだったらなあ~~~。。 県立の博物館とはいえ、規模はそれほど大きくはなく、こどもが 楽しくじっくり何度もみるのにちょうどの大きさ。 大人460円で子どもは無料だし、年間パスもあります。 他にも、バショウカジキが好きな息子、「吻でイワシをつかまえるんだ」と いうと、学芸員さん、「本物みたことがある? 串本のホエールウォッチングの舟に乗ると、見る事ができるよ」と 教えてくれて、夢が膨らみました。 イルカはそれぞれのグループで漁の方法が違い、文化を持っていると 考えられていますが、バショウカジキも、背びれで魚を追い込むグループもあれば、 串本のバショウカジキはそれはしないというように、文化があると 教えていただきました。そうなんだ~。 イソギンチャクとクマノミの共生の話も、クマノミのぬるぬるが イソギンチャクに刺されない理由なのですが、稚魚のときは、 ぬるぬるが足りなくて、キズになっちゃうけど、だんだん慣れてくると いう話とか、オヤニラミは絶滅危惧種だけど、関東では外来種で 他の魚を守るため駆除しなければならない事情とか。。さめが 鮫肌なわけとか。 息子の愛読書の「有毒生物のひみつ」のおかげで詳しくなれた 有毒生物もたくさんいて、こどもという別の人格の影響の おかげで、知ったり、考えたりできるっておもしろい事だなあと 思いました。 有毒生物のひみつ カジカも絶滅危惧種なんですね。 ちいさな博物館、とっても楽しかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年08月12日 05時55分55秒
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